来年3月にLCDサウンドシステム名義でのニュー・アルバムをリリース予定のジェームズ・マーフィーが、映画のサウンドトラックも制作していたことが明らかになった。
その映画とは、これまで『彼女と僕のいた場所』(1995)、『イカとクジラ』(2005)などの作品を監督し、『ライフ・アクアティック』(2005)などでのウェス・アンダーソンとのコラボでも知られるノア・バームバック監督による『Greenberg』。主演はベン・スティラーで、アメリカで2010年3月12日公開予定。
ウェブサイトDrowned In Soundのインタビューで、ジェームズ・マーフィーはこの映画の音楽を作っていることを認めている。「LCDのレコードとシット・ロボットのレコードを作っているほかに、ノア・バームバックのために映画音楽も作っている。本当に楽しいよ。監督が好きなんだ、友達でさ。僕らには共通の好きな音楽がたくさんあるし、全くもって楽しい。全然LCDっぽい音じゃなくて、2人で笑い転げたよ。映画に合わせて作られたものなんだ。『僕のレコード』ではない。でもすごく誇りに思っているよ」
LCDサウンドシステムの“オール・マイ・フレンズ”が使用されているこの映画の予告篇は、現在アップルのオフィシャル・サイトで公開中(下記リンク参照)。25秒あたりで出てくる屋外パーティーの場面で携帯電話をチェックしながら一瞬通り過ぎる人物は、ジェームズ・マーフィーのようにも見える。
LCDのジェームズ、サントラも制作
2009.11.25 22:20