現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』5月号にBE:FIRST・LEOが登場!自分には「面倒くさいやつ」がいちばん合うような気がします。
しつこく「ご飯行こうよ」「好きだよ」って言うし。
そういうやつでいたいんですよね
7ヶ月連続ソロインタビュー vol.7
運命の7人、それぞれの物語――LEOが語る「苦しみ、そして光溢れる日々のすべて」
インタビュー=小栁大輔 撮影=藤原江理奈
7ヶ月にわたって展開してきたソロインタビューも今月が最後。ラストを飾るのはLEO。個性煌めくパフォーマンス集団BE:FIRSTの精神的支柱にして、最大のまとめ役――というのがファンの抱くLEOへのイメージであり、信頼感なのではないか。
だが、そのパブリックイメージと、LEO自身が抱き続けてきた「LEOという人の実像」には、大きな隔たりがあった。その巨大なギャップが包み隠さず語られたのがこのインタビューである。LEOは孤独なライブを繰り返した練習生時代、あるいは「THE FIRST」を経て、BE:FIRSTになってからの光溢れる季節をもってしても、「ずっと苦しかった」と振り返っている。とても興味深く、同時にとてもLEOらしいなと思わされたのは、BE:FIRSTになってからこそ、その苦しみの存在に気づかされてしまった、というところだ。7人での一体感を醸成するために身を削り、狂騒の時間を駆け抜けながら、LEOは「いつまでも消えないこの不安の正体とは何か」と考え続けてきたのである。そして、その答えが今ようやく見つかり、だから自分は今、ついにBE:FIRSTになれたのだと語ってくれている。一歩一歩の歩みを決して一段抜きにしない、LEOという人の価値観と本質がこのテキストの隅々から溢れていると思う。
BE:FIRSTの精神、その柱の過去と今。そして、来月、久々の全員集合インタビューでBE:FIRSTの今を追いかける。(小栁大輔)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2023年5月号より抜粋)
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