【JAPAN最新号】RADWIMPS、遂に公開となる新海誠最新作『すずめの戸締まり』。その新次元を示す楽曲“すずめ feat. 十明”“カナタハルカ”を聴いた!

【JAPAN最新号】RADWIMPS、遂に公開となる新海誠最新作『すずめの戸締まり』。その新次元を示す楽曲“すずめ feat. 十明”“カナタハルカ”を聴いた!
現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』12月号にRADWIMPS“すずめ feat. 十明”“カナタハルカ”のロングレビューを掲載!

遂に公開となる新海誠最新作『すずめの戸締まり』
その新次元を示す楽曲“すずめ feat. 十明”“カナタハルカ”を聴いた!

文=小池宏和


いよいよ11月11日に劇場公開が迫る、新海誠監督の最新アニメーション映画『すずめの戸締まり』。幻想的にしてスリルに満ち溢れた脚本と、生き生きと躍動する美麗かつ壮大な映像。そして、世界を脅かす巨大な脅威に対し、動揺しながらも能動的に立ち向かってゆくキャラクターたちは、その個性と人間味によって今回も深い感情移入をもたらしてくれるだろう。新海映画は、そんなふうに一定の共通したテーゼを下地にしながら、作品ごとに明確な表現の進化や新しいメッセージを提示してゆく。恐らく今回の『すずめの戸締まり』においても、大きな驚きと感動を運んでくれるはずである。

『君の名は。』『天気の子』に続き、サウンドトラック制作のパートナーとして声をかけられたのはRADWIMPSだが、今回はさらに、作曲家の陣内一真を加えた布陣となり、共作体制となった。これも、共通したテーゼを下地に進化を繰り広げてゆく新海映画マナーの表れと言えるだろう。陣内一真は『メタルギアソリッド』シリーズをはじめ、海外でも高い評価を得た『Halo』シリーズなど、ゲーム音楽の世界で実績を積み、近年ではドラマやアニメ、映画作品の音楽にも活動領域を広げてきたアーティストである。そもそもがロックバンドであるRADWIMPSと同様、ゲーム音楽という他の表現ジャンル出身の感性が新海映画にどのような新しい風を吹き込むのか、また、RADWIMPSと陣内一真はサウンドトラック制作を通してどのような共作の化学反応を起こしているのか、興味は尽きない。(以下、本誌記事に続く)

(『ROCKIN'ON JAPAN』2022年12月号より抜粋)



【JAPAN最新号】RADWIMPS、遂に公開となる新海誠最新作『すずめの戸締まり』。その新次元を示す楽曲“すずめ feat. 十明”“カナタハルカ”を聴いた! - 『ROCKIN’ON JAPAN』2022年12月号『ROCKIN’ON JAPAN』2022年12月号
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