5月19日発売のCUT6月号で、『劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折』特集を展開しています！
2023年に放映されたTVアニメ『呪術廻戦』第2期。その中で全5話にわたり五条 悟と夏油 傑の呪術高専時代を描いた「懐玉・玉折」編が、放送から2年の時を経て総集編として劇場公開されます。
今回CUTには、そんな劇場版総集編の公開を機に、五条役の中村悠一さん、夏油役の櫻井孝宏さん、そしてTVシリーズから引き続き主題歌を務めるキタニタツヤさんに登場していただきました。過ぎ去った「最強の2人」の日々に、それぞれどう向き合ったのか──中村さんに続き、夏油の声を務めた櫻井さんのインタビューも、一部抜粋してご紹介します。
「懐玉・玉折」編で特に印象に残っているシーンを聞いてみると、こんな答えが。（『懐玉・玉折』は）自己満足でもいいからちょっと繊細にやりたいと思っていました。伝わらなくてもいいと思うレベルで、何か薄ーく、淡ーく……絵画に少しずつ色を塗っていくような感じ、とでも言うんでしょうか。エピソードも劇的だし、画も強いぶん、できるだけ彼の内面の移り変わり、傾いていくところに力を入れたかった。たぶん五条からすると突然の変化だったと思うけど、夏油にとっては徐々に変わっていっているんですよね
「懐玉・玉折」編は五条と夏油が道を分かつ訣別までを描く物語ですが、インタビューでは、その後のふたりの変化にも思いを馳せながら、繊細な演じ方についてじっくり語ってくれました。彼らの日常が好きなんですよね。「悟、弱い者いじめはよくないよ」とか、「一人称“俺”はやめたほうがいい。“私”、最低でも“僕”にしな」って言うシーンとか──あれ以降、実際に五条は“僕”と言ってますから──彼らは普段こういうやりとりをしているんだなと思えるシーンはすごく楽しかったです。本来の夏油は正しい人で、優秀な人なんだということが推し量れて……だからこそ、破天荒な五条がちょっとキラキラして見えて、眩しく感じていたところもあるんじゃないかなと思います
そしてブログでは、取材後のオフショットをお届け！ 誌面には、柔らかくも憂いのあるスペシャルフォトの撮り下ろしを掲載していますので、合わせてぜひお確かめください。（山下茜）
CUT6月号は現在以下にてご予約可能です。
