ザ・フー、パティ・スミス、R.E.M.ら、計100以上のセットリストをチャリティ・オークションに出品
2019.04.24 12:40
ザ・フーやパティ・スミス、R.E.M.をはじめとする数多くのアーティストが、募金活動のためにライブのセットリストをチャリティ・オークションに出品したことが明らかとなった。
「Pitchfork」によると、このオークションは小説『ハイ・フィデリティ』で知られる作家のニック・ホーンビィ、そして作家のデイヴ・エガーズとマイケル・シェイボンが主催する団体「Setlists For Young Voices」のために行われたという。
R.E.M.とパティ・スミスのほかデス・キャブ・フォー・キューティーやジャネール・モネイ、ミツキなどのミュージシャンが100以上のセットリストをオークションに出品。落札された売上げ金は、「Ministry of Stories」や「The International Congress of Youth Voices」といった国際青少年執筆活動センターに寄付されるとのことだ。
エガーズは、「約5万ドル(約560万円)を集金したいと思っています。それだけあれば、『Ministry of Stories』ほか世界中における執筆センターにいる150人以上の生徒に大きな影響を与えることができます」と声明を発表している。
そしてホーンビィは、「昔、友達の一人がステージの前でセットリストを読んで、次の曲を叫んでたんだ。バンドはイラついてたけど、このオークションなら好きなバンドを怒らせることなく、自分の音楽オタクな部分を満足させられるからね」と、セットリストをオークションに出品した理由を述べていた。