現在発売中のロッキング・オン4月号では、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインのライブレポートを掲載しています。
以下、本記事の冒頭部分より。
文=粉川しの
時代がマイ・ブラッディ・ヴァレンタインに追いついた……というのは、クリシェが過ぎるライブレポートの切り出しかもしれない。でも、現代の音響技術が、遂に彼らに追いついた公演であったのは間違いではない。それはケヴィン・シールズたちが35年前に作り上げたウォール・オブ・サウンドが、より細密度と解像度を増した立体として迫ってくる、とてつもない体験の場だった。
それに、ある側面においては確かに、時代はマイブラに追いついたのだ。シューゲイズのリバイバルが加速する中で、原典としての『ラヴレス』、『イズント・エニシング』は、前回来日の8年前より熱心に研究され、遥かに再評価と理解が進んでいる。
結果、それを十全に受け止める土壌が耕された、とでも言うべきか。最新作の『m b v』から早13年が経っており、彼らは過去に止まっていたはずなのに、ずっとマイブラの背中を追い続けてきた気がする。それが今、初めて肩口から彼らを覗き見ることができたのだ。
(以下、本誌記事へ続く)
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