マリリン・マンソン、NINのトレント・レズナーとのコラボを「絶対にしたい」と語る
2017.09.21 20:00
10月6日に新作『ヘヴン・アップサイド・ダウン』をリリースするマリリン・マンソンがナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーとの関係を明かし、一緒にコラボレーションをしてみたいと語っている。
マリリン・マンソンとトレントの縁は深く、マリリン・マンソンがまだマリリン・マンソン&ザ・スプーキー・キッズとして活動していた頃、自身で立ち上げたばかりのナッシング・レコードの第一弾アーティストとしてザ・スプーキー・キッズに注目したのがトレントだった。
1stアルバムの制作が暗礁に乗り上げるとトレントがプロデューサーとして協力し、バンド名もマリリン・マンソンに改め、その後リリースされたアルバムが1994年の『ポートレート・オブ・アン・アメリカン・ファミリー』だった。
Marilyn Manson - Dope Hat
その後、バンドにとっての大ブレイク作となった1996年の2nd『アンチクライスト・スーパースター』もトレントとナイン・インチ・ネイルズもメンバーも深くかかわった作品として制作されたが、その後の大ヒット作『メカニカル・アニマルズ』の制作で大きく音楽的な方向性を変えていくことになり、マリリンとトレントとの不和も公然と伝えられるようになった。
Apple Musicのラジオ放送、「Beats 1」のゼイン・ロウのインタビューに応えたマリリンはもうすでにトレントとの仲はよくなっていることを説明。
さらにドクター・ドレーと前インタースコープ・レコードの代表で現在Apple Musicの代表であるジミー・アイオヴィンとの長年にわたる関係を振り返ったドキュメンタリー番組『The Defiant Ones』を観たことで、自分をもともと見出したトレントにまた会いたくなったとも明かしている。
「メールを送ってきてくれたのはトレントの方なんだよね。もうぼくたちは昔のことは水に流したんだけど、そもそもが(前作『ザ・ペイル・エンペラー』からマリリンのプロデューサーとなっている)タイラー・ベイツの話題をめぐってのことだったっていうのがおもしろいところなんだけどね。
確か映画のスコアだったか、そういう授賞式にいたときだったんだ。場所はどこだったかよく憶えてないんだけど、とにかくそこでトレントからメールをもらった。ちょっと聴かせたい(タイラーの)曲を送るからって。ジミー(・アイオヴィン)にもせっつかれてるからという話で。ちゃんとマリリンに送ったかってせっつかれるから送ったぜって言うんだよ」
「トレントはそのメールの中でいろいろ語ってて『音楽に危うさがないのが本当に腹立つよ、だから、あの頃、きみがどれだけすごかったのか、俺もどれだけすごかったのか、あの時代がどれだけすごかったのかってことが思い出されるんだ』っていうようなことを書いてた。
当時、ナイン・インチ・ネイルズはぼくにとってものすごく重要な存在で、そのトレント・レズナーに実際に会って、インタビュー(当時マリリンが住んでいたフロリダのローカル誌用にトレントのインタビュー記事を執筆した)までやらせてもらって、そのまま契約してもらったっていうのは、ぼくの人生の中ではものすごく衝撃的な事件だったんだ。
過去のことは全部、どうでもいいようなことや意見の食い違いや対立とか、どうでもよくなったんだ。特に『The Defiant Ones』を観て、その話をトレントの方からしてもらったりしてね。それでぼくもそのまま会場になってたクラブで撮った自分の自撮りをトレントに送ったんだよ」
さらに将来的にコラボレーションをしないのかという問いには次のように答えている。
「絶対にしたいよ。いろんな話をお互いにしてるんだよ。なにがどうなるのかはまだわからないけど、ぜひやらせてもらいたいよ」
「トレントにはいろんなことをたくさん教えてもらったけど、それを具体的に説明していったら、きみもどん引きだから。っていうのは嘘で、ぼくが音楽について知ってることの大半はトレントから教えてもらったことなんだよ」