かつてなく自由になれたアルバムでLiSAが手にした「大人への決意」とは?
2017.05.20 18:00
昨年11月に横浜アリーナ2daysワンマンを大成功に収めたLiSAが、2017年5月24日(水)に4枚目のフルアルバム『LiTTLE DEViL PARADE』をリリースする。現在発売中の『CUT』6月号には、かつてないほどパワフルなこのアルバムについて、彼女に訊いたインタビューを掲載。この6月に節目の年齢を迎えるLiSAが、「大人になること」をキーワードに、新作へ込めた決意について語っている。
「今の年齢だからこその説得力をもって、いろんな経験をしてきたからこそ言えることはいっぱいあるのかなって思います。だから背伸びをする必要も、隠していく必要もないんじゃないかなって思ったので、この『LiTTLE DEViL PARADE』ができました」
「わたし、『人は愛されていたら道を踏み外さないんだ』ってずっと思ってたんですよ。今、こうやって自分のことを解放できていたり、自由になれているのも、愛してくれる人たちがいるからで。LiSAという人は、愛されて素直になれるようになった。(中略)そう考えたときに、『やっぱり間違ってなかったのかもしれない』って」
LiSAが自分自身を解放し、自由になれたと語る同作は、これまでのどのアルバムよりも攻めた作品でありながら、誰が聴いても高揚できるポピュラリティを備えたロックアルバムでもある。そんな『LiTTLE DEViL PARADE』を作り上げた今の心境を、こう語っている。
「自分が変わらずずっとここにいるべきなのか、自分も一緒に歩んでいくべきなのかって考えて、『“ここにいたい”って思いながら歩いていく』がわたしの結論だなって思いました」
6月からは、さいたまスーパーアリーナ2daysを含む過去最大規模のツアーに臨むLiSA。作品やライブごとに「最高」を更新し続ける彼女の現在地に迫るインタビューだ。
『CUT』 2017年6月号
http://www.rockinon.co.jp/product/magazine/143711