放送を重ねるごとに謎が深まるドラマ『恋愛禁止』から、佐藤大樹さん&渡邊圭祐さんがCUT9月号に登場!
本作は、元恋人を衝動的に殺してしまった主人公・瑞帆(伊原六花さん)が、彼女を取り巻く人々の歪な愛と思惑に追い詰められていく恋愛ホラーサスペンス。佐藤さんは瑞帆の夫・津坂慎也を、渡邊さんは瑞帆に好意を抱く個人投資家・郷田を演じています。まだまだ先の読めない展開が控える本作について、ドラマ撮影が佳境を迎えるタイミングでおふたりの対談インタビューを敢行。本作によってあらためて向き合った“愛する”ということ、それと表裏を成す人間の危うさについても語り合ってもらいました。
以下、インタビュー本文から一部抜粋してご紹介します。まずは、原作小説も手掛けた監督・長江俊和さんとの現場でのコミュニケーションについてお話を訊くと、次のように語ってくださいました。
「どうして慎也のこういう心情を描いたんですか?」って監督に訊いた時に、まさかの答えが返ってきてびっくりしたこともありました。監督が「自分の知人にこういう人がいたんだよね。それをモチーフに実体験も交えて慎也を書いてるんだ」っておっしゃって、「えー!?」って(笑)。僕、慎也は原作者の妄想なのかなって勝手に思っていたので、モデルになった方がいると聞いてびっくりしました(佐藤)
取材はちょうど撮影が佳境を迎えたタイミング。おふたりは本作をどのようにとらえているのか、改めて伺いました。(現場では)本当に自由にやらせていただいているなと思っています。監督の中での「こういう画」っていうのがあると思うんですけど、「僕が考えたキャラクターだけど、あなた方に渡すから自由にやってください」みたいな、役者 へのリスペクトを感じていて、自由にやらせていただいています(渡邊)
昔ホラー作品に出演させていただいたことがあるんですけど、結局一番怖いのは人間だなと何度も思ったんですよね。特にこの作品は、登場人物全員がそれぞれの愛を持っていて、好きであるがゆえに狂ってしまう。そういう人間の怖さにこの作品の面白さを感じますね(佐藤)
「では、もし郷田視点では描いたとしたらどんな作品になりそうか?」と訊くと、渡邊さんから驚きの回答が……予想外のキャッチフレーズは誌面にて答え合わせしてみてください!このドラマは瑞帆視点で心理状況を描くから「ホラー」なんだと僕は思っていて、これが慎也視点だったらまた違う面白さがあると思いますし、きっと「ホラー」にはならないはず。サスペンスなのか、シンプルな恋愛ものかもしれない。今回は瑞帆視点だからこそ、どう描くのかが面白さだと感じています(渡邊)
撮り下ろしフォトは、このブログに掲載したソロ写真の他に、2ショット写真も掲載しています。彫刻と見紛うほど美麗なおふたりが並ぶのはこの作品ならでは。ぜひとも雑誌サイズでご堪能ください!(阿部文香)
CUT9月号は現在以下にてご購入可能です。