トゥールのアダム・ジョーンズ、新作の曲は最低でも12分以上とメルヴィンズに語る

トゥールのアダム・ジョーンズ、新作の曲は最低でも12分以上とメルヴィンズに語る

10月にアメリカ西部の短いツアーの決行を発表したトゥールだが、2006年の『10000デイズ』以来となる新作の進行状況がさらに明らかになっている。

メルヴィンズのバズ・オズボーンはアダム・ジョーンズにトゥールの新作の制作状況を教えてもらったというが、次のようにその内容について音楽サイトのティームロックに説明している。

「トゥールみたいなバンドになると新作に半年くらいはかけるもんだけど、今度の新作には形にするのに10年くらいかけてるんだよね。

おまけにまだレコーディングさえ始まってないっていうんだからさ。それにアダムの話だとこれまで取り組んでる一番短い曲でも12分はあるっていうんだ」

ちなみにこのインタヴューでバズはメルヴィンズの過去の作品について振り返っていて、これまで最も長くかけた制作期間は19日間だと語り、その話からトゥールの新作の話に及んでいた。

バンドはメイナード・キーナンとレコーディングに入る前にまず音を作っていくのが通常の作業になるが、今もまだその段階でメイナードとバンドのレコーディングは始まっていないということだ。なお、アダム、ダニー・ケアリー、ジャスティン・チャンセラーの3人で進めている音源についてアダムは昨年11月に次のように語っていた。

「もう素晴らしいから。なにからなにまで流れるような感じで進んでて、うまくいってるし、形になりつつあるものについては本当に自分でもぶっとびなんだよ。ほんとに興奮してるし、仕上げるのが楽しみでしようがないんだ。もうずっと、これが足りなかったっていうもんだね(笑)。俺たちは全員まるで違った人間だし、趣味も違ってるけど、だからこそ成立する、この美しいコラボレーションっていうか。みんなとの間のちょうど中間地点で織り交ざって、そういう中間地点で混ざり合っている、みんなでやってるものがこれだけ美しいと本当にやっててよかったなあと思えるんだよ。だから、すごく満足してるんだよ」
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