10月、ついに初来日

ザ・ヴァージンメアリーズ『キング・オブ・コンフリクト-スペシャル東京ギグ・エディション 2013-』
2013年09月11日発売
ALBUM
ザ・ヴァージンメアリーズ キング・オブ・コンフリクト-スペシャル東京ギグ・エディション 2013-
今年3月にデビュー・アルバム『キング・オブ・コンフリクト』をリリースし、「フー・ファイターズの後継者」、あるいは「ミューズに続くUK期待のトリオ」など興奮気味の言葉を贈られている、ザ・ヴァージンメアリーズの1日限りの来日公演が決定。この来日記念盤は、『キング・オブ・コンフリクト』からの曲と、デジタル配信でリリースされた『キング・オブ?』のアコースティック盤『ストリップド』からの曲、そして地元で行なわれたライヴ音源で構成された予習盤にもってこいの一枚。

なにしろライヴが男臭い。実際に観たわけじゃないが、この盤から迸り、したたり落ちてくる汗にオーディエンスの歓声、そして前のめりでありつつも心地好くルーズさが後を引くビートやアンサンブルのタイム感、そしてアリー・ディッカティ(Vo&G)の繊細な酔いどれ風な、それでいてタフにシャウトするヴォーカル。キャッチーな楽曲もさることながら、サウンドからはみ出しているエモーションや匂い、汗水鼻水が熱いったらない。3コードの直線的な曲がドラマたっぷりにかき鳴らされる、この「なにか持ってる感じ」を生で体感したい。 (吉羽さおり)
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