ロビンこそが現在のポップシーンの活況の先駆者である。……という見方は、けっして大げさなものではないと思う。近年はチャーリーxcx、ロード、テイラー・スフィフトらが彼女からの影響を公言しており、それは単にサウンドだけでなく、「自分の表現を自分のやり方で追及する」ポップアーティストとして尊敬されてきた存在なのだ。
そんなロビンが久々の新作『セクシステンシャル』をリリース。これまで悲しみや孤独をダンスサウンドで表現することで「サッドバンガーの女王」と呼ばれてきた彼女だが、新作では自身の欲望と官能を探求することで、もっとも開放的な一枚に仕上がっている。
ロッキング・オン5月号では、そんなロビンの新作についての論考を掲載する。日本ではその凄さが今いち伝わりきっていない気がするので、これまでの歩みを振り返りつつ、その功績についてもあらためて考えている。そう、今こそロビン、なのである。(木津毅)
ロビンの記事が掲載されているロッキング・オン5月号