WALK THE MOONをサマソニで観た

WALK THE MOONをサマソニで観た
80年代にはロックバンドがシンセをフィーチャーして思い切りポップな曲をやる、というのが時代の一大潮流となって世界を覆ったのだが、ウォーク・ザ・ムーンはまさにそれだ。
バンド名がポリスの曲名に由来しているぐらいだから、もはや隠すまでもないだろう。

久々に観たが、さらに突き進んでいて、シンプル・マインズとビッグ・カントリーとジ・アラームが塊になったようなパワー感であった(40代以下の人、わからなくてごめんね)。

だが、これが、今ロックバンドが成り立つための必然的なスタイルであることも事実。
メロディーでポップ勢と戦い、リズムでダンス勢と戦い、エンタテインメントでポップ勢と戦うためには、
あの80年代のシンセ・ポップ、シンセ・ロックのスタイルは有効なのだ。
そこに新しいエモーションとパワーを注ぎ込んだウォーク・ザ・ムーンはすごいと思う。
山崎洋一郎の「総編集長日記」の最新記事
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