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    サマーソニック2025で来日! 日本をルーツに持つDirty Hit所属SSW:ワリス、デビュー作『ザ・ジェスター』と日本との思い出を語るインタビュー

    サマーソニック2025で来日! 日本をルーツに持つDirty Hit所属SSW:ワリス、デビュー作『ザ・ジェスター』と日本との思い出を語るインタビュー

    【今月の気になるあいつ】ワリス

    LA出身、日本をルーツに持つSSW。幼少期にチェロを弾き始め、10代の頃から楽曲制作とバンド活動を行ってきた。2021年にDirty Hit と契約し、2023年にはレーベルメイトであるThe 1975と共にツアーを回る。2024年11月にデビューアルバム『ザ・ジェスター』をリリース。レディオヘッド、ウィーザーなどの90年代オルタナティブロックやインディポップの影響を受けたサウンドと、鋭いユーモアを交えたリリックで注目を集めるアーティスト。


    現在発売中のロッキング・オン5月号では、「気になるあいつ」にてワリスを掲載しています。本記事の一部をご紹介。



    ●サマソニに出演しますね! 日本にルーツを持つあなたにとっては非常に感慨深いのでは?

    「日本でライブをやるっていうのが一番大きな夢の一つだったから本当に嬉しくて。父は東京出身で、母はアメリカ人だけど90年代初めに数年間大阪に住んでいたし、小さい頃から母がずっと『日本でライブをやったらすごく楽しそうだね』って言ってた。それで今回父の日本の友達が送ってくれたサマソニのポスターを見て、父はもう『これは一大事だぞ』となって、わたしも『だよね!』って。めちゃくちゃ楽しみ!」

    ●日本にはどのような思い出がありますか?

    「日本は子どもの頃にも行ったし、大人になってからは1年おきに行っていて。ボーイフレンドと友達と一緒に行って、友達が初めての日本だったから東京、大阪、京都と、観光でここは外せないっていう場所を案内した。それで彼と友達が帰ったあとも一人で日本に残って10日間ほど滞在したんだけど、そのときに初めて山中湖に行ったの。それが本当に素晴らしい経験だったし良い思い出で。一人旅も初めてだったし、自転車で湖を一周したり、キャビンに泊まってそこで曲を書いたりしたんだよね。日本人の家族が夏休みでキャンプしてる光景とか、本当に静かでのどかで、それに都会ほどは暑くないっていうのもすごく良かった(笑)。とにかく最高の経験だったし今年の夏もまた行きたいと思ってる。日本は毎回、最高の思い出ができるよ」

    ●以前、“Japan”という曲もリリースしており、MVも日本で撮影されていましたね。

    「実はあの曲を今年日本で歌おうかなと思っていて。 “ジャパン”は感謝の気持ちと同時に、自分がそこから切り離されているっていう感覚を語っていて⋯⋯わたしは日本人っぽくないし日本語が流暢なわけでもなくて、すごくアメリカ的な部分もあるから。だけど日本に行くとすごく強い繋がりを感じるっていう。そういうことを歌ってる曲」

    ●作品にも反映されていますが、クラシックやジャズを学ばれていたと聞きました。どういったきっかけでどんなことを学んでいたんですか?

    「最初に楽器を演奏したのは7歳のときで、小学校でトランペットを吹いたのが始まり。あまりうまくなかったし正直あまり覚えてないんだけど、それが初めて楽譜を読んで音楽を学んだ経験だった。それから9歳でチェロを始めて、10年以上習ってた。今でも弾けるけど、本格的に勉強していたのは大学に入るまで。高校はパフォーミングアーツの学校に通って、そこでクラシックギターを学んだりジャズコーラスで歌ったりもしていて。若いうちから学校で音楽を学べたのはすごく良かったと思う。曲を書き始めたのは12歳くらいで、キーボードでコードを弾きながら作ったり。子どもの頃から家には楽器がたくさんあったけど、実は両親は全然音楽に詳しくないし楽器も全然弾けないんだけどね(笑)」


    続きは、『ロッキング・オン』5月号で! ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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