どちらのアーティストも、前作から長いインターバルがあっての新作となった。
それぞれにインターバルが空いた理由があるとおもうが、僕が共通して感じるのは、作品をつくる必然を見出だしにくくなっていたのではないかということ。
今回、それが見いだせたことによって新作が作られた。それは時代への危機感だ。
彼らに限らず、最近の優れたアメリカの表現者の多くが、その危機感を作品のテーマにしている。
そして興味深いのは、その作品がシリアスな現実認識に基づく重い歌詞をもちながら、とてもポップであること。
今夜のワールド・ロック・ナウでは注目のこの2作品をしっかり紹介したい。また4月以降の番組についての報告もあります。
今夜はいつもより15分遅いスタートで23時15分からになります。
今夜のワールド・ロック・ナウは4年半ぶりのスーパーチャンクの新作、5年ぶりのMGMTの新作、長いインターバルの後に発表された作品のリアルに迫ります。いつもより15分遅いスタートです。
2018.03.02 21:06