本日発売のロッキング・オン5月号は、デヴィッド・ボウイ特集。再びボウイに会いにいく――没後10年永久保存版特集!

本日発売のロッキング・オン5月号は、デヴィッド・ボウイ特集。再びボウイに会いにいく――没後10年永久保存版特集!

デヴィッド・ボウイが亡くなって、今年で10年が経った。2016年1月10日に、確かに私たちは彼を喪ったが、私たちは彼を、何一つ失っていない。大規模な回顧展「DAVID BOWIE is」やドキュメンタリー映画『〜ムーンエイジ・デイドリーム』、数々のリイシューによってレガシーが整理されたことも大きいだろう。しかし何よりも時代が、ボウイがここ(現世)に留まることを求めてきたのだ。ポップにダンス、ヒップホップ、インディー、アバンギャルド、ジャズ……と、多方面にわたる現代のトップアーティストにボウイがもたらした音楽的/精神的啓示が、彼らの作品を通じたボウイの再解釈/再評価を加速させたのが、直近10年で起こったことだった。「デヴィッド・ボウイとは何者なのか」の探究はこうして死後も続き、しかも未だに結論は出ていないとも感じる。

そう、私たちは未だにボウイに驚かされている。「自己とは流動的な概念である」、「確かなものなど何もない」という信念をペルソナの冒険で貫き通した彼の音楽が、時にニヒリスティックですらあったアートが、アルゴリズムと自己喪失の2020年代にあって、逆説的に揺るぎなき孤高の指標となっている事実には、畏怖すら覚えずにはいられない。

発掘インタビューと彼の全生を振り返る徹底クロニクル、ボウイのレガシーの総本山たるロンドンV&A博物館デヴィッド・ボウイ・センターのガイドエッセイと共に、今、改めて問う——デヴィッド・ボウイとは何者なのか? (粉川しの)



デヴィッド・ボウイ特集は4月7日発売の『ロッキング・オン』5月号にて掲載です。ご予約は以下のリンク先より


本日発売のロッキング・オン5月号は、デヴィッド・ボウイ特集。再びボウイに会いにいく――没後10年永久保存版特集!
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