「歌うより、書きたい」──ジャパニーズ・ブレックファスト、ミシェル・ザウナーのリアルな創作の話。ソングライターとしての理想を叶えた、彼女の現在地に迫る来日インタビュー

「歌うより、書きたい」──ジャパニーズ・ブレックファスト、ミシェル・ザウナーのリアルな創作の話。ソングライターとしての理想を叶えた、彼女の現在地に迫る来日インタビュー

現在発売中のロッキング・オン8月号では、ジャパニーズ・ブレックファストのインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。



●今回は『フォー・メランコリー~』を引っさげてのツアーですが、どういったところが前回と違ったものになりそうですか?

「一番の違いで言うなら4枚のアルバムから選曲できるようになったことかなあ……約40曲の、しかもそれぞれまったく毛色の異なるアルバムから曲をキュレートしながらセットリストを組めるようになったのが毎回すごく楽しみで……しかも、毎回その違ったバージョンごとにストーリーを見つけていくのも楽しい。それと、この4年間で6人体制のバンドに進化してるから。バンドのケミストリーや絆の部分でも相当強固になってるよ」

●ギターを弾きたい思いを反映させた作品だと話されていましたが、ツアーでも叶えられていますか。

「そこはもうガッツリと(笑)。今回のアルバムの曲のギターってかなり難易度が高いんだけど、ギターを弾かせてもらってるだけでも今回の方がはるかにやりやすい。そもそも自分ではシンガーだとは思っていないの。だから、今回みたいにギタリストとしてステージに立つ方が自分にとっては居心地がいいし、あくまでもソングライターっていう意識の方が強いから」

●裏方に立ちたい意識が強いともおっしゃっていましたが、パフォーマンスは楽しめる方ですか?

「そうそう、それはそれで楽しいんだけどね。自分の性格を比率にすると、50%は外向き、50%は内向きみたいな構成なんじゃないかな。しかも、新作を出したタイミングってことになると、それをお客さんと共有したくてたまらない状態にあるわけでしょ(笑)。……とはいえ、いまみたいにガンガン外にばかり出てると、またいつのまにかスーッと自分の内に引きこもるモードに帰っていくんだけどね(笑)」

●ライブをすることで『フォー・メランコリー~』に関して、新たに発見することはありましたか。

「それについては、歌いながらギターのパートを弾くっていうところでのチャレンジだろうね。今回、プロデューサーがブレイク・ミルズということもあり、ギターパートに関しては相当限界まで挑戦したというか、かなり複雑なパートにもチャレンジしてて。ブレイク自身が超絶ギタリストだから、あのレベルに到達するまでにすごい練習量が必要だったしかも、弾きながら同時に歌わなくちゃいけないわけでしょ?」
(以下、本誌記事へ続く)



ジャパニーズ・ブレックファストの記事の続きは、現在発売中の『ロッキング・オン』8月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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