スペイン・マドリード出身のフィメールガレージバンド、ハインズを渋谷クアトロで観た！

マドリードのガレージロックシーンで革命を起こし、今や名実ともにスペインを代表する彼女たちが実に7年ぶりの再来日。パンデミック下にはメンバーチェンジやバンド名変更などを経て新体制となり、よりパワーアップして帰ってきた 新生ハインズ。2024年リリースの待望の新アルバム『VIVA HINDS』を引っ提げての本公演、フジロックフェスティバル2018での圧巻のパフォーマンスが記憶に新しい中、ファンの期待も最高潮です。

高まる期待を遥かに上回り、オープニングからエネルギー溢れるパフォーマンス！
ステージ上をぴょんぴょん飛び跳ねながら楽しそうに演奏する彼女たちの姿に会場からは歓声が上がります。

まるで姉妹のように息の合ったメンバーたちのステージングに、メランコリーとエンパワーメントを融合させた楽曲が合わさり、終始ハッピーヴァイヴス満点でライブは進行。

MC中には覚えてきた日本語で一生懸命ファンへのメッセージを伝える2人。
日本語やスペイン語を交えた観客とのコール&レスポンスも盛り上がりました。

後半戦はサポートアクトであるTENDOJIのメンバーや応援に来ていたハインズメンバーのご家族もステージ上に飛び入り参加！
最後は客席に降りてきたハインズがモッシュやアクロバットを披露（笑）
全編を通して彼女たちのいっぱいの愛とパワーを感じられる空気感に満ちていました。

太陽のようにエネルギー溢れるハインズ、これからの展開もとても楽しみです。
（土屋聡子）