このブログでも何度か紹介してきたNYブルックリン美術館で開催中のボウイ回顧展”David Bowie is”。今回は、NYだけのちょっと良い話を紹介したい。
世界を巡回してきたこの回顧展、とうとうNYが最後なのだが、その最後に展示されているのはファンが描いたボウイの絵だ。ボウイはなんと長年ファンからもらった絵を取ってあって、それをいつか展示するのが夢だったにだそう。それがここで実現しているのだ。ファンとしてはボウイが取っておいてくれたなんて感動ものだ。
例えば、ツイートの書き込みを見ていたらKaren Kiloyさんは「1978年クリーブランドで私が15歳の時に渡した絵がある」と感動していた。ボウイが約40年間もファンの絵を大事にとっておいてくれたと言うことだ。自分のことのようにじーんとしてしまう。
彼女の絵はこれ。
これをブログで紹介してもいい?と聞いたら、快諾してくれた上にその時撮ったボウイとの2ショットまで送ってくれた。Thank you Karen!
日本のファンの方が描いた絵もあるかもしれないので今度行ったら名前を見てきます!
同じ回顧展でも国によって色んな趣向があって面白いのだが、NYは先日紹介した地下鉄での展開の他に、「ボウイがここにいる」というテーマを貫いていて、歌詞とかけてボウイの看板がブルックリンの名所を訪れるという企画まであるからスゴい。アイディアが豊富だが、広告代理店にしても、美術館の担当にしてもボウイファンが絶対にいるんだと思う。愛が感じられるから。ボウイがどんな人達に影響を与えてきたのかも実感できる。
ボウイのブルックリン名所探索はこちらで全部見れる。
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