デイヴ・グロール『ソニック・ハイウェイズ』のエミー賞ノミネーション喜びを語る。カートのドキュメンタリーもノミネート!同部門も

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  • デイヴ・グロール『ソニック・ハイウェイズ』のエミー賞ノミネーション喜びを語る。カートのドキュメンタリーもノミネート!同部門も - pic by AKEMI NAKAMURA

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TV番組のアカデミー賞、エミー賞が7月16日アメリカで発表となった。

その中で、ケーブル局のHBOで放送されたカート・コバーンのドキュメンタリー『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』と、フー・ファイターズの『ソニック・ハイウェイズ』が多数ノミネートされている。

『モンタージュ・オブ・ヘック』は、なんと計7部門、『ソニック・ハイウェイズ』も、4部門ノミネートされた。

また、そのうち3部門で、両作品がノミネート。"サウンドミックス/ノンフィクション部門"と、"サウンドエディティング/ノンフィクション部門"、"監督/ノンフィクション部門"。『ソニック・ハイウェイズ』は当然デイヴ・グロールが監督なわけで、偶然だし、間接的にとは言え、カートとデイヴが並ぶことになるような興味深い展開に。

実は、ノミネーションの日、7月16日にNYで行われたフー・ファイターズのライブを観て来たのだけど(感動のライブの模様は次に書きます)、その中でデイヴ・グロールが、ノミネートされた喜びを語っていた。

「朝起きたら携帯にメッセージが27個も届いていて、『やっべー、俺また何をやらかしちまったんだろう』と思ったら、なんとエミー賞にノミネートされた、という知らせだったんだ。俺達が作った『ソニック・ハイウェイズ』は、アメリカ中を旅して、アルバムを作るという、まったくクレイジーなことだったわけだけど、でもその土地で俺達のヒーローに会えたし、最高に楽しかったし、アルバムを作る最高の方法だったと思っているんだ。それが、ファッキングエミー賞に4つもノミネートされるなんて。俺達は、映画学校にも通ったこともないのに!もしまだ観たことがない人がいたら、絶対に観てみて欲しい。そして、そこから何かこれまでに知らなかったことを知ってくれたら、俺は本当に嬉しい」と興奮して語っていた。

そして、「次の曲は、この番組を作るのに協力してくれたすべての人に捧げます」と言って、アコギで、"Time Like This"を感動的に演奏してみせた。

エミー賞の発表と授賞式は、9月20日に行われる。

以下が全リスト。
http://variety.com/2015/tv/news/emmy-award-nominations-2015-full-list-1201537852/

ちなみに、TV番組の中で、ノミネーションが最も多かったのは大人気番組HBOの『ゲーム・オブ・スローンズ』で24部門もノミネートされた。

また最もノミネーションが多かったのは局は、HBO。

さらに、注目されているのは、ストリーミングサイトのNetflix。まだ2年前にオリジナル番組を開始したばかりだが、今年はすでに34部門でノミネート。『ハウス・オブ・カード 野望の階段』、『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック 塀の中の彼女たち』などが高く評価されている。一方、地上派の民放局のドラマはひとつもノミネートされていない。時代の変わり目を感じるような興味深い結果になっている。
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