今日はTAMTAMにインタヴュー。
ダブです。
ダブであることに強いアイデンティティをもった、気骨ある連中です。
ただ、それと同じくらい、ポップであるとはどういうことなのか、ということにおいて深く鋭いセンスを持っているバンドでもある。
安定したパフォーマンスを支える前者のエグさもあるが、僕が賭けたいと思うのは、濃霧のようなダブ/ノイズを切り裂くように突き抜けてくるポップなメロディに、よりエグい何かを感じたからだ。
ダブだけではいられない何か、ダブの高揚感だけでは満足できない何か。
それは平たく言えばバランス感覚なんですが、このバンドの場合、そんな上品なものじゃないと思うんだよなー。そして、そこがいい。
ダブであろうとすればするほどポップの切れ味が増し、ポップソングであればあるほどダブバンドになっていくというメカニズム。
あらかじめ狂った「正しさ」、とでも言うんでしょうか。
ストレンジなバンドだ。でも、そのストレンジさというのはロック的にはいつも正しい。
4月23日に出るミニアルバム『For Bored Dancers』。
癖になる、というのはこういう作品のことを言います。
インタヴューは3月28日発売のJAPANにて。
まずはこの曲から。
先行シングルとしてタワレコ限定で発売中。