今さらだけどフェニックスの『Ti Amo』が考えさせた、バンドの美学とエンターテイメント性の両立について

今さらだけどフェニックスの『Ti Amo』が考えさせた、バンドの美学とエンターテイメント性の両立について

今、ロッキング・オン編集部は、毎年恒例の『年間ベスト・アルバム』号を製作中です。そんな折に考えるのは、聴き手に広くリーチする作品でありながら、自身の哲学、美学を貫きアーティスティックな進化を遂げるのは並大抵のことじゃない、ということ。

個人的に今年良く聴いたフェニックスの『Ti Amo』は、まさにそのギリギリのバランスで作られたとてもいいアルバムだと思う。

そんな彼らの哲学は、井上由紀子さんが手がける↓『nero』 のインタビューからもびしびし伝わってきた。

今さらだけどフェニックスの『Ti Amo』が考えさせた、バンドの美学とエンターテイメント性の両立について

発売されたのは随分前ですが、まだの方はぜひ。

それこそ、アートとエンターテインメント、ポップの両立、ということについて刺激を受けるクリエイション。フェニックスの他、エディ・スリマンが写真を撮り下ろしたザ・レモン・ツイッグスや、ベックの新作参加でも嬉しい存在感を発揮していたファイストなども登場してます。

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