イヤーズ&イヤーズ 『パロ・サント』 7月6日発売(日本盤は7月13日) 「パロ・サント」とはスペイン語で「聖なる樹」の意味だというが、本作は遥か未来の架空の惑星、「パロ・サント」を舞台にしたコンセプト・…
結成10周年を記念した9thアルバムは、“33才の夏休み”から始まる。“23才の夏休み”から10年。今も変わらずやりきれなさを抱えて生きる現実が描き出され、キラキラのロックンロールにのる《失っていくんだもっと…
チャットモンチーをこの作品で終わらせるという使命と責任を全うする――そんな緊張感が心地よく漂う。彼女たちは凛とした姿勢のまま、こんな風に進化することがあらかじめ決まっていたような潔さで最終形態として…
ツタタタ、というオープニングのドラムを聴いた時点で今度は何かが違うぞ、と思わされる。プロダクションに元スペースメン3のソニック・ブーム。ミックスはジーザス・アンド・メリー・チェインやマイ・ブラッディ…
71年から16年までのザ・ローリング・ストーンズの15作品アナログ盤ボックスだが、なぜ、アナログで聴く必要があるのか。それは、デジタル加工した音源と違って、アナログはライブで聴く音に限りなく近いリアルな…
7年ぶりの新作となるEP。マイペースな活動を続けている彼らだが、それでも構わないよ、おかえり!と声を掛けたくなる、彼らにしか生み出せない4曲が、今作には詰まっている。 この7年で、ロックの定義は大いに変…
シングルとしては『抱きしめたい』以来約15ヶ月ぶりとなる作品だが、これほどソリッドで切れ味鋭いロックンロールのシングルはずいぶん久しぶりで、まずはそのことが手放しに嬉しい。表題曲“THE ANSWER”では、キ…
周年企画は誰しも頭を悩ませるところだが、25周年を迎えた斉藤和義は新たなベスト盤などを組むのでなく、品切れ状態だった15周年に出したシングル集の再発&配信開始という嬉しい企画になった。最近の曲なら手に入…
楽曲を聴いていて、ライブに行きたくなるだけではなく、いつもの日常を彩ってくれる若手バンドの代表格といえばsumikaだと私は思うのだが、その決定打と言える楽曲が届いた。4曲入りEPの1曲目、“フィクション”。…
2018年の第1弾シングルは約1年ぶりの新曲。先日きゃりー本人が登場して行われたインスタライブでの先行試聴会は10万人が生配信を試聴。多くのリスナーがリリースを待ち焦がれていたことを物語る。その期待を上回る…
モービー&ザ・ヴォイド・パシフィック・クワイア名義での『More Fast Songs About the Apocalypse』以来9ヶ月ぶり、単独名義の歌ものアルバムでは『イノセンツ』以来4年ぶりの作品だ。 『ジーズ・システム〜』は…
圧倒的な才能をその楽曲越しに放射しながら、米津玄師というアーティストの音楽性は「ここではないどこか」――正確に言えば「日本の音楽シーン以外のポップミュージックの潮流のどこか」を指し示すものだった。が…
人気俳優が出演作絡みの宣伝でやってみた的な音楽への関わり方とは一線画す、純然たるシンガー菅田将暉のデビューアルバム。米津玄師の熱烈なアピールで実現したコラボ曲“灰色と青(+菅田将暉)”、敬愛するシン…
デヴィッド・バーン 『アメリカン・ユートピア』 3月9日発売 デヴィッド・バーン、ソロとしては2004年『グロウン・バックワーズ』以来、なんと14年ぶりとなるのが今回の新作『アメリカン・ユートピア』だ。とは…
Plastic Treeはメンバー4人全員がそれぞれに優れたソングライターであり、作詞も作曲も手掛ける。今作も、様々な組み合わせで制作された楽曲が並び、その多彩さを存分に味わえる。たとえばシングルでリリースされ…
北ロンドンの4人組。かたやシェイムやファット・ホワイト・ファミリー周辺が象徴する「南」のロウでダーティなヴァイブとは対照的に、ドリーミーでユーフォリックな色彩が魅力だ。本作は2枚目で、グラス・アニマル…
木下理樹(Vo・G)にちゃんとインタビューしたことはないんだけど、なぜか昔から面識はある。マネージメントもレーベルも、デビューからこのバンドに関わって来た歴代のスタッフ、ほぼみんな知っている人だったり…
ラストになるはずだった2011年のツアー直前にK.K.ダウニングが離脱するというピンチから一転、代わりにリッチー・フォークナーを加入させたことが刺激となってか、翌年の来日公演では、バンドがフレッシュネスを取…
僕もあなたも代替不可能なひとりの人間。ならば、現在やこの先の未来に向かって、胸を張って堂々と前に突き進んでほしい。今回届いたニューシングルは、そんな明るくポジティブなエネルギーを全身全霊で放っている…
これは大傑作! キラキラ輝くようなシンセのコードに心が舞い上がり、まさかのSAXソロに涙する異形のエレポップM1から、全篇にわたって極上のメロディーが吹き荒れる。前作、前々作と60sのB級ガレージ・ロックを…
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