「もっとラフでいいし、もっとめちゃくちゃでいいやんって。そっちのほうが、俺ららしいんじゃないかな」
現在はツアー真っ最中のDIR EN GREY。そんな彼らが先月リリースした最新ドキュメンタリー作品『TOUR12-13 IN SITU-TABULA RASA』について、メインコンポーザーのひとりであるDie(G)が単独でインタビューに応えている。この記事は、現在発売中のROCKIN'ON JAPAN11月号に掲載されている。
本映像作品に収録されているのは、2012年から2013年にかけて行われたツアーの裏側。京(Voice)の声帯不調による活動休止とその沈黙を破り、復活を果たしてからの軌跡、壮絶なパフォーマンスを見せた新木場スタジオコーストでのツアーファイナル公演、そして、ヨーロッパツアーと機材トラブルに見舞われたイギリスでのフェス出演など、激流のような時間に向き合う5人の姿だ。
「やっぱこれしかないんやなと思うんですよね、みんな。ここで生きるしかないっていう」
Dieはその時期のバンドの状態を詳細に振り返りながら、海外フェスに挑戦し続けるのはなぜか、そして、自分自身が今のDIR EN GREYにいかなる変化をもたらすことができるのか、その胸中を包み隠さず語っている。2014年1月には待望の最新シングル『Sustain the UNtruth』のリリース、そして、3月には『DUM SPIRO SPERO』の名を冠した武道館公演を控えているDIR EN GREY。飽くなき進化を続けるバンドの今をとらえた貴重なインタビューだ。

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