11月11日に新作『ARTPOP』とアプリをリリースするレディー・ガガだが、2月に受けた手術の原因は股関節唇損傷だけではなかったことを明らかにしている。

2月にレディー・ガガは緊急手術を受けるため、「ボーン・ディス・ウェイ・ボール・ツアー」を中止することになったが、この時レディー・ガガは股関節唇を傷めていただけでなく、骨折もしていたと『ウィメンズ・ウェア・デイリー』誌に次のように語っている。

「手術の前にMRIスキャンを全部撮り終えたら、骨盤にクレーターができてて、25セント硬貨くらいの穴も空いていて、軟骨もかろうじてぶら下がっているという状態になっていて。関節の内部が切断されていて、大きな破損箇所もみつかっていたのね。外科医によれば、もしあのままもう1回ライヴをやっていたら、骨盤そのものを入れ替えなければならなかったはずだと言われて。そうしたら、少なくとも1年か、それ以上は治療も長引いていたかもしれないわね」

ただ、今回の休養期間のおかげで新作とそのアプリについて専念することができたとレディー・ガガは次のように語っている。
「自分の脳味噌と身体を鍛え直すのに半年もらえたわけだから。自分のキャンヴァスをいったん真っ白に、あるいは真っ黒に塗り直してまたそこからやり始めて、『ARTPOP』を検証し直すことができたのね。じっと洞察するプロセスでもあるから、クリエイティヴにやっていける余裕をもらえたのよ。作品をよくするためにも、わたしはすごい時間をかけて作品を見つめていかなければならないから」

なお、8月19日にリリースされるシングル“Applause”について「楽しくて」「幸せいっぱいな」曲だと説明していて、レディー・ガガ自身が喝采のために生きていることを綴った内容になっていると説明している。さらにこのシングルのパフォーマンスをMTVヴィデオ音楽賞授賞式で披露することも明らかになっているが、その内容について2011年のグラミー賞でのパフォーマンスで使った玉子の形のような乗り物にちなんで「今年はかたゆで卵じゃなくて、目玉焼きにしようかと思うの」と冗談を飛ばしている。