カサビアンのサージ・ピッツォーノは、先週末イタリアのジェノヴァで行われたサッカー・セリエAのジェノアCFCとUCサンプドリア戦を観戦した際、ジェノアから10番のユニフォームを贈呈されたという。
実はサンプドリアもジェノヴァ市をホームにしているため、今回はジェノアCFCがホームのジェノヴァ・ダービーとなったが、ジェノヴァ市とリグーリア州にゆかりのあるサージは試合に招待され、背中にピッツォーノと入った10番のユニフォームを贈呈された。なお、試合の1対1の引き分けとなり、ジェノアは20チーム中19位とリーグ降格の危機に瀕している。
サージはサッカーに関してはカサビアンを結成する前には、現在イギリスの2部リーグのノッティンガム・フォレストFCのトライアルを受けたほどの腕前として知られていて、昨年行われた芸能人と元サッカー選手らによるチャリティ試合では芸術的なループ・シュートも決めてみせている。
なお、バンドは6枚目のアルバム制作に入っていることを明らかにしていて、新作について「ザ・プロディジーの粗っぽいリミックスのような音になってるんだよ。すごいかっこいいし、ドラムがとにかくヘヴィーでさ。ちょっと感電しちゃったようなサウンドなんだよね」と語っている。また、6月29日にはハードロック・コーリング・フェスティヴァルにもヘッドライナーでの出演を予定して、他にザ・クリブス、ポール・ウェラー、マイルス・ケイン、クラクソンズ、トライブス、コーダラインらの出演を予定している。
ジェノアCFCの10番を渡されるサージの動画はこちらから→
サージのループシュートの映像はこちらから→
http://www.youtube.com/watch?v=y0_7_CxBq-Y
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