スクール・オブ・セヴン・ベルズのベンジャミン・カーティス、がんにかかっていることが明らかに
2013.02.10 18:00
スクール・オブ・セヴン・ベルズのベンジャミン・カーティスが血液のがん、悪性リンパ腫にかかっていることが明らかになっている。
アレハンドラ・デヒーサはフェイスブックでベンジャミンががんだと診断されたことを2月8日に明らかにしている。
「友達のみなさん、次にお伝えすることは書いていてとてもシュールな気分に陥ります。実際、頭でも気持ちでもまだまるで飲み込めていないのですが、次のようなことです。数日前、ベンジャミンはここ数週間ひどくなる一方だった症状を訴えていて、病院にかかることになりました。ベンジャミンは10回を越える検査とスキャンなどを行い(ベンジャミンは世界チャンピオンのようにどれも耐え忍びましたが)、医師にT細胞リンパ腫だと診断されました」
「かなり急激に進行した腫瘍で、これへの抗がん剤治療も相当に強力なものになるようですが、ただ不幸中に幸いなのは治療は出来るということです。これから数か月はかなり大変なことになりそうですが、ベンジャミンほど屈強な人をわたしは知らないですから(入院してからも、MRI検査の様子をどうにかしてサンプリングできないかってそればかり考えていました)。みなさんはわたしたちの人生においてとてもかけがえのない存在なので、みなさんにはぜひご報告しなければと思いました。希望と愛の想いをぜひベンジャミンにお送りください。そのひとつひとつがベンジャミンの力強く速やかな回復の糧となるでしょう。心からそう信じます。わたしもそうしています。愛をこめて、アリー」
バンドは元々アレハンドラの双子の姉妹のクラウディアとベンジャミンを加えたトリオとして結成されたが、2010年からはクラウディアが脱退し、アレハンドラとベンジャミンの2人体制となっている。昨年リリースした『ゴーストーリー』についてベンジャミンは次のように語っていた。
「これまでもアリーとぼくとでは一緒に曲を書いてきたけど、それはいつもそれぞれがひとりでいる時に書いてきたものだったんだね。今回はこれまでやってきたどんな作品よりも官能的で自然なものがやりたいのはわかってたから、一緒の部屋で一緒に書くということになったんだ。すぐにアイディアを閃かせ、相手が持ち出してきたものに対してすぐに反応していくっていうね」
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