3曲入りのニューシングル『The Beginning』のリリースを8月22日に控えたONE OK ROCK。7月30日発売の『ロッキング・オン・ジャパン』9月号には、Taka(Vo)とToru(G)がその新曲とバンドのこれからを語った最新インタヴューが掲載されている。
今ではアリーナクラスの会場で単独公演をおこなうバンドとなった彼らだが、それでも「今までバンドが持っていた勢いとか気持ちとか、音楽に対する情熱みたいなものは変えたくない。いろんな状況が変わってもぶれないようにとは思いますよね」とTakaは現在の思いを口にする。そして新曲『The Beginning』に込めた思いについても、Takaは語っている。
Taka「今、自分たちはいろんな状況を客観的に見るべき立場のバンドだと思うんですけど、改めて、もう一回ここでリセットしつつ、コンテニューしたかったっていうか。だからこそ“The Beginning”っていうタイトルにしたんですけどね」
さらに、同インタヴューでは、バンドが敢行したアジア・ツアーについても話が及ぶ。Toruはアジア・ツアーで掴んだ手応えを次のように説明する。
Toru「アジア・ツアーとかもやって。ほんとに新しい感覚を持ったんですよ。今までは『日本人の魂見せてやるぜ!』みたいな、喧嘩売りながら海外に行くみたいな感覚だったんですけど、もう全然そういうことではなくて。あたりまえのように日本の人が世界で活躍をしていくっていう、そういう時代のような気がしているから」
ONE OK ROCKに訪れた転機とバンドの中に芽生えた新たな野望。『The Beginning』リリースを機に、彼らの「今」に迫る最新ロングインタヴューだ。