2年近く及んだ再結成ツアーの後、現在新作制作に入っているというスウェードだが、ブレット・アンダーソンは「驚異的な」内容にならない限り新作が日の目を見ることはないだろうと語っている。

新作はバンドにとって10年ぶりの作品となり、現時点では作曲を進めている段階にあるが、新作のリリースを最初からあてこんでいるわけではないとブレットはBBCに語っている。

「ぼくたちは今スウェードの新作を書いているんだ。でも、それがどういう形になるのかはまだわからないんだよ。驚異的なものにならなかったら、リリースはしないと思う。まだ作曲をしている段階にあるけど、すごくいい感じだし、すごく刺激になってるよ」

ブレットはさらに制作がいつまでかかるのかわからないし、バンドとしていつリリースするつもりなのかもまったく決めていないと語り、リリース時期についての質問についてこう答えている。「（リリース時期について）ぼくの方こそ教えてもらいたいよ。今はまだ曲を書いているステージにいるだけだし、これまで7、8曲書いたけど、これらの曲だってアルバムに収録されるかどうかなんてわからないことだし。この後、まったく違う方向性に振れることだって考えられるしね」。

また、スウェードは3月24日に2010年にロイヤル・アルバート・ホールで行われたカムバック・ライヴで披露した全21曲を収録したDVD、CD2枚組、そしてバックステージの映像などを収録したDVD、48ページのブックレットからなるボックス・セットをリリースする。


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