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    KOЯNのジョナサン・デイヴィス、新作のダブステップ・サウンドにみんながムカつくのが楽しみと語る

    KOЯNのジョナサン・デイヴィス、新作のダブステップ・サウンドにみんながムカつくのが楽しみと語る - KOЯN 11月30日発売『ザ・パス・オブ・トータリティ』KOЯN 11月30日発売『ザ・パス・オブ・トータリティ』

    11月30日に新作『ザ・パス・オブ・トータリティ』をリリースするKOЯNだが、ヴォーカルのジョナサン・デイヴィスは今度の新作が全面的にダブステップを導入していることからファンを激怒させるだろうと語っている。

    新作は12曲収録しているが、バンドは全曲をダブステップのプロデューサーとコラボレーションしていて、うちDJスクリレックスは先行シングル“ゲット・アップ!”を含む3曲、ノイジアも3曲、ダウンリンクが4曲、エクシジョンが2曲手がけている。

    新作についてのファンの反応が心配にならないのかとケラング!誌に訊かれてジョナサンは次のように答えている。

    「みんなこのレコードについてはほんとにムカつくと思うよ。そう考えると余計に楽しみになってくるよ。人がどう思うかなんて気にしてらんないよ。どっちみちKOЯNのファンなんかには勝てないんだから。なかには1994年からまったく進んでない連中とかいるくらいだし」

    またジョナサンは過去の作品の焼き直しのような作風を求めるファンを批判し、ニュー・メタルの元祖と持ち上げられることにも嫌気が差していると語っている。「みんなからゴッドファーザー・オブ・ニュー・メタルって言われてもうほんとにいい加減にしてもらいたいよ。懐メロ・ツアーなんかに参加するつもりもないから。俺たち、リンプ・ビズキット、ステインドってか。ふざけろっていう」。

    また、今回の新作でバンドは新しいジャンルを切り開くことに成功し、それを「フューチャー・メタル」と呼んでいるとジョナサンは語り、さらに“ゲット・アップ!”などはありとあらゆる人々が景気後退について泣き言を口にしていることへの嫌悪感に駆り立てられて書いた作品だと説明している。

    「“ゲット・アップ!”は今の不景気についての作品なんだよ。もうさ、いい加減みんな泣き言はやめて、楽しいことすりゃいいのにって思うんだよ。毎日目が覚めると、失業と飢饉のことしから聞かされないんだからさ」

    KOЯNのニュー・シングル“ナルシスティック・カンニバル”のヴィデオ・クリップはこちらから→
    http://www.youtube.com/watch?v=MZLPf-m5jPM&feature=player_embedded

    KOЯNの“ゲット・アップ!”のヴィデオ・クリップはこちらから→
    http://www.youtube.com/watch?v=cK8YSsjIaDs&feature=relmfu


    (c) NME.COM / IPC Media 2011
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