ブラック・サバスやレインボーなどの伝説的なヘヴィ・メタル・バンドのボーカルを務めただけでなく自ら率いたディオでも活躍し、昨年5月に他界したロニー・ジェイムス・ディオ。そのロニーに捧げるトリビュート・アルバムが企画制作中だというが、デイヴ・グロールのほか、ジューダス・プリーストのボーカル、ロブ・ハルフォードやアリス・クーパーなども参加する予定だとか。
ロニーの未亡人ウェンディ・ギャラクシオーラによれば、今年中のリリースは難しそうだが、ロニーへのトリビュートにふさわしいアーティストは揃っているとNoisecreep.comに語っている。
「トリビュート・アルバムを今みんなで準備していて、今年中にはリリースできないかもしれないけど、みんなが参加してくれてるの」とウェンディは語っている。
2月23日に行われたNME賞授賞式で神的天才賞を受賞したデイヴ・グロールはオリジナルではロニーのボーカルで有名なブラック・サバスの“悪魔の掟”のカバーを制作するという。
その一方で、ロブ・ハルフォードはレインボーの“ロング・リヴ・ロックンロール”をカバーするそう。そのほかにもモータヘッドのレミーや元スキッド・ロウのセバスチャン・バッハも参加するという。
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