2月21日(金)にニュー・アルバム『オーディナリー・マン』のリリースを控えるオジー・オズボーンが、パーキンソン病治療のため5月より予定していた北米ツアーをキャンセルしたことが明らかとなった。
「Kerrang!」によると、オジーは北米ツアーの全日程をキャンセルしたそうで、さらに以下の声明を発表している。
最悪な年を過ごした俺を辛抱強く見守ってくれたファンに感謝したい。残念ながら、4月までに治療のためにスイスへ行くことが出来なくなった。その治療には6~8週間も掛かるんだ。
ツアーを開始して、土壇場でライブをキャンセルしたくない。ファンにとってフェアではないし、今チケット代が返金される方が良いと思ったんだ。将来的に俺が北米ツアーを開催する時に、(キャンセルされたツアーの)チケットを買ってくれたファンが、延期になった公演のチケットを最初に購入できるようにする。
なお、現時点では今秋に延期されたジューダス・プリーストとのイギリス&ヨーロッパ・ツアーについては開催されるかどうか言及されていないようだ。
先月オジーは米トーク番組に出演した際、昨年2月にパーキンソン病だと診断されていたことを公表していたが、その後「Los Angeles Times」のインタビューにて、実際は2003年に知らされていたと明かしていた。