昨年11月にポニーキャニオンへの移籍後第1弾アルバムとなる『Lab.』をリリースし、その後のツアーでは初の武道館2デイズを完遂。さらにイギリス・ブライトンでのフェス「The Great Escape」やフランス・パリでのイベントにも出演、韓国・ソウルで初の海外ワンマンを行うなど、この1年のバニラズは堰を切ったようにガンガン新しい挑戦を重ねている。それだけバンドとして研ぎ澄まされているということで、そのモードはもちろんクリエイティビティにもしっかりと反映されている。9月24日にリリースされたニューEP『SCARY MONSTERS EP』は、そうやってあらゆるボーダーを飛び越えて自分たちの音楽を鳴らし続ける今のバニラズが詰め込まれた、とても意欲的でエネルギッシュな1作だ。とりわけタイトルトラックの1曲目“SCARY MONSTER”は、シンプルなバンドサウンドとディープかつストレートなメッセージでバニラズの王道を一気に更新する、会心の1曲だと思う。その手応えを4人に語ってもらった。「怪物も僕と同じ“生きもの”だった」っていうのがテーマなんです
インタビュー=小川智宏 撮影=SASU TEI
(『ROCKIN'ON JAPAN』2025年11月号より抜粋)
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