5月4日・5日のKアリーナ横浜で行われたスペシャルライブ「本格中華喫茶・愛のペガサス 〜羅武の香辛龍〜」(以下「羅武ペガ」)。これは、ずっと真夜中でいいのに。が昨年秋から全国35公演(+初の沖縄2公演)の大規模ライブツアーとして繰り広げた「原始五年巡回公演『喫茶・愛のペガサス』」の集大成的な内容であり、またその発展・拡張版と呼ぶべきステージとなった。動員数は各日2万人で計4万人。つまり、2022年のさいたまスーパーアリーナ2デイズや2023年初頭の国立代々木競技場第一体育館2デイズを凌ぐ、キャリア最大規模のワンマンライブということになる。本稿では、5月5日公演の模様を振り返りながら、今回のステージについてじっくり検証してみたい。(以下、本誌記事に続く)
文=小池宏和 撮影=鳥居洋介
(『ROCKIN'ON JAPAN』2024年7月号より抜粋)
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2024.05.30 12:00