【JAPAN最新号】SCANDAL――「続ける」ことの意味、4人の意志、そして新曲“Line of sight”を語る

【JAPAN最新号】SCANDAL――「続ける」ことの意味、4人の意志、そして新曲“Line of sight”を語る

一度、「もうここまでか……」って絶望したんです。だけど、そこから何を生み出すか。
音楽以上にやりたいものなんて、もうないし。だから、もう一度頑張ってみたいなって思ってるんです(RINA)

現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』6月号にSCANDALが登場!

――「続ける」ことの意味、4人の意志、そして新曲“Line of sight”を語る

インタビュー=小栁大輔 撮影=帆足宗洋


鏡越しに綴った4人の私小説集のようなアルバムとなった『MIRROR』を経て届いた久しぶりの新曲は、SCANDAL史上最強級の一曲。ガールズバンドとして戦い続けてきた17年間の確信そのものという印象で、今4人は再び、この4人での「理想の戦い方」を見つけ、堂々たる歩みを繰り返しながら「これでいく」と宣言しているように聴こえる。『MIRROR』からの1年間、彼女たちはいかにして自分たちを見つめ、コロナ禍の中で挑んだワールドツアーを通してどんな手応えを得ることができたのか。そんな背景が色濃く伝わってくる。新曲“Line of sight”は新たな代表曲だ。

今、SCANDALは、ギネス記録(オリジナルメンバーでのガールズバンド活動最長記録)の達成に向かう日々を過ごしている真っ最中でもある。「何があろうとも、この4人で活動を続けてきた」結果として、ひとつの大記録が目の前に迫っている今、というのは4人が前例のない世界を孤独に戦い抜いてきたことの紛れもない証左だと思う。本当に嬉しい。(小栁大輔)

(『ROCKIN'ON JAPAN』2023年6月号より抜粋)


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