エルトン・ジョンが、今秋から予定されているキャリア最後のツアー「Farewel Yellow Brick Road」が終わったら「絶対に二度と歌いたくない曲」を明かしている。
「Ultimate Classic Rock」によると、Appleのポッドキャスト番組『Deeney Talks』に出演したエルトンが、フェアウェル・ツアー後に二度と歌いたくない曲として、1972年に大ヒットした“Crocodile Rock”を挙げていたという。
「最後に“Crocodile Rock”を歌うとなったら、おそらく私はパーティーを開くんじゃないかな。でも、ファンはあの曲を聴くのが大好きなんだ。あの曲はパスティーシュ(既存作品の寄せ集め)として一種のジョークで書いたのに大ヒットして、みんなはあの曲を一緒に歌うのが大好きなんだよ」
エルトンは“Crocodile Rock”を歌うことにウンザリしていると言いながらも、ファンのお気に入りだとわかっているため、2023年に最後のツアー「Farewell Yellow Brick Road」が終わるまでは歌い続けるだろうとも付け加えている。
「『あの曲を演奏するつもりはない』なんて言わないよ。私はファンを喜ばせて、楽しませるために演奏するからね。だけど、最後のコンサートが済んだら、あの曲は絶対に二度と歌わないよ」
なお、昨年予定されていた「Farewell Yellow Brick Road」は新型コロナウイルスの影響で延期となっていたが、今年9月1日よりドイツのベルリンにてスタートする予定だ。
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