ブルース・スプリングスティーンがエディ・ヴェダー&デイヴ・グロールにインタビュー! デイヴがニルヴァーナと現バンドを比較

ブルース・スプリングスティーンがエディ・ヴェダー&デイヴ・グロールにインタビュー! デイヴがニルヴァーナと現バンドを比較

ブルース・スプリングスティーンが、フー・ファイターズデイヴ・グロールパール・ジャムエディ・ヴェダーにインタビューし、興味深いトピックについて語っていたことがわかった。

spin」によると、ブルースは新作『レター・トゥ・ユー』のプロモーションの一環として、5回にわたって配信されるApple Musicのシリーズ『Letter to You Radio』で、交互に出演したデイヴとエディにインタビューを行った。

デイヴはブルースに、「ニルヴァーナとフー・ファイターズにおける体験の違いは何かな?」と質問され、次のように答えている。

「そうですね。おそらくあなたも同じように、何かがあなたの心を捉えて、若いときに音楽を演奏し始めたのではないかと思うんですが、個人的に僕にとって、それはザ・ビートルズだったんです。まさか自分が、“ビートル”になるとは想像もしていませんでした。自分が持っているレコード・コレクションや壁に貼ったポスターのように、自分がロックスターの一人になるとは思いもしなかったんです。

それはパズルだと思いました。ハーモニーや作曲、アレンジのパズルには何かがあり、僕は複数の楽器が何か感情的、または人に訴えかける何かを生み出せるという考えに夢中になったんです。その頃に僕は、確か8歳か9歳でした」


そう答えたデイヴは、音楽によって体験できる感動はどれも同じで、ニルヴァーナとフー・ファイターズで経験したことに大きな違いはないと述べていた。

そして、ブルースはエディに90年代に巻き起こったグランジ・ブームと、巨大な音楽シーンからパール・ジャムが誕生したことについて訊ね、エディが次のように振り返っていたとのこと。

「それほどバンドは保証されてはいませんでした。ただ、かなりデビュー作から注目されてはいたけれど、バンドは2ndアルバムさえ制作していませんでした。僕は次のレコードを作って、次の作品をより良くしたかっただけです。僕は、『ファンがこのアルバムを好きなら、もっとアルバムを作って、もっと良くできる』と思っていました。僕はただ、もっとレコードを作りたかっただけなんです」


グランジ・ブームやシーンをあまり意識しなかったと示唆していたエディは、ただアルバム制作にフォーカスしていたと述べていた。

なお、ブルースのニュー・アルバム『レター・トゥ・ユー』は10月23日に世界同時発売される予定だ


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