ザ・ビートルズの『アビイ・ロード』のジャケット写真で有名なアビイ・ロード・スタジオ前にある横断歩道が、新型コロナウイルスの感染拡大による外出規制や渡航制限で、人通りが減少したことをきっかけに塗り替えられたことがわかった。
「Ultimate Classic Rock」によると、『アビイ・ロード』で有名になった横断歩道は、2010年に英政府により国の文化財に指定されたという。
『アビイ・ロード』のジャケット写真の撮影は、1969年8月8日に、セント・ジョンズ・ウッド界隈にあるグローブ・エンド通りとアビー通りの交差点に位置している横断歩道で、ザ・ビートルズのメンバーが10分ほど行き来して撮影が行なわれた。それ以来、この横断歩道はファンにとって巡礼地のような存在となり、特に昨年は『アビイ・ロード』の発売から50周年ということから、約3500人のファンが横断歩道を訪れたそうだ。
塗装作業の様子は「Ultimate Classic Rock」の記事にて確認できる。
ABBEY ROAD’ CROSSWALK HAS BEEN REPAINTED
なお、以前に本サイトは、「ザ・ビートルズ『アビイ・ロード』のジャケットについて「あなたが知らないかもしれない10のこと」を取り上げ、そのうち7つを紹介している。