4月に13年ぶりの単独来日公演を成功させ、6月21日(金)には11年ぶりとなるニュー・アルバム『ヘルプ・アス・ストレンジャー』のリリースを控えるザ・ラカンターズ。
『ロッキング・オン』7月号では、来日時にジャック・ホワイトとブレンダン・ベンソンに行った対面インタビューの模様を掲載している。
ソロ活動やメンバーそれぞれのタイミングなどもあり、再び始動を開始するまでおよそ11年もかかったラカンターズだが、活動を待ち望んでいたであろう周囲のファンらの期待が、逆にバンドとしての活動の足かせになっていたのではないかと問いに、ジャックは以下のように答えた。
ジャック:周囲の期待っていうのも一長一短で、ラカンターズを始めた時も『ホワイト・ストライプスと全然違う』って言ってるやつが大勢いたけど、何で同じことをやらなきゃいけないんだ?
(中略)かけ離れたことをやればやるほど面白いわけでさ。デッド・ウェザーにしても、ラカンターズと違うことをやればやるほどベターなんだ。(中略)ここ数年ソロでツアーしてても、『またラカンターズでツアーはやらないのか?』ってしょっちゅう訊かれていて、運よく実現した、と。
ジャックとブレンダンがソングライティングを務め、それぞれがアイデアを出し合いながら楽曲制作をしているラカンターズだが、異なる2人のソングライターがいることがバンドの核になっているかどうか訊かれると、以下のように答えた。
ジャック:それは確実にそうだね。このデュアル・ソングライティング体制だけど、ラカンターズで初めて本格的に取り入れたんだ。
ブレンダン:それで互いを補い合ってるんじゃないかな。ほとんどトラと羊の関係というか……善と悪とまでは言わないけど、陰と陽の関係ていうかね。
ジャック:似たようなフロントマンが二人いても意味ないしな。
インタビューではその他、メンバー全員が集まってからアルバムの制作に至るまでの経緯や、ツアーやフェス出演など今後のバンド活動の展望などについても語っている。
貴重な対面インタビューはもちろん、バンド全員のフォトセッションも掲載した『ロッキング・オン』7月号をぜひチェックしてみてほしい。
ザ・ラカンターズのインタビュー記事は現在発売中の『ロッキング・オン』7月号に掲載中です。
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