今年で結成40周年を迎え、6月にはバンドのフロントマン、ロバート・スミスがキュレーターを務めた「Meltdown Festival」を開催したザ・キュアー。
『ロッキング・オン』9月号では、そんなメモリアルな年を迎えたザ・キュアーをヘッドラインに迎え、現地時間7月7日にロンドンのハイドパークで行われたイベント「British Summer Time 2018」の現地レポートを掲載している。
「British Summer Time」は2013年に始まったイベントで、その年を象徴するアーティストをヘッドライナーに据え、複数日にわたって開催される音楽フェスだ。
今年はザ・キュアーの他、ロジャー・ウォーターズ、エリック・クラプトン、ブルーノ・マーズといった面々がヘッドライナーを飾る豪華なラインナップとなった。
ザ・キュアーの出演日には、彼らの音楽にインスパイアされたであろうアーティストたちも集結。スロウダイヴ、エディターズ、ライド、インターポール、ゴールドフラップ、ザ・トワイライト・サッドらが名を連ねている。
そして、各アーティストたちのパフォーマンス後、いよいよキュアーがステージに登場。“Plainsong”、“Pictures Of You”といった最近のライブでの定番曲がオープニングを飾った他、“Lovesong”ではシンガロングが起こり、“If Only Tonight We Could Sleep”、“Disintegration”が披露されるなど、オールタイムのまさにグレイテスト・ヒッツなセットリストとなった。
アンコールでは“Friday I'm in Love”といった名曲を披露するザ・キュアーだが、ロバート・スミスは終盤、少しはにかみながら40年前のことを振り返った。
40年前の今週末、クローリーのザ・ロケットでザ・キュアーとして初めてプレイしたんだ。そのとき、40年後に何をしているかって誰かに訊かれたとしても、僕の答えはきっと間違ってたはずだよ。
ロバートは「最後に贈る曲は、長い旅を経てここにいるすべての人たちに」と観客に向けて告げると名曲“Boys Don't Cry”を演奏。全29曲、約2時間の濃密なステージとなった。
記事では、同ライブのより詳細なレポートはもちろん、当日のパフォーマンス風景を収めたライブ写真も掲載。
ぜひ『ロッキング・オン』9月号にて、ザ・キュアーの40年の歴史を辿る同公演の全容を確認してほしい。
ザ・キュアーの記事は現在発売中の『ロッキング・オン』9月号に掲載中です。
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