同イベントにはカネキの唯一の親友・ヒデ役を演じた小笠原海(超特急)が登壇。映画出演が決まる前から『東京喰種』の大ファンである小笠原は、映画オリジナルスタッフTシャツに身を包み登場した。
小笠原は、「原作ファンの友人から、期待を裏切らなくてすごく面白かったよと連絡があった」と語り、その友人が一番興奮したというシーンが、喰種のニシキに襲われるシーンであったことも話した。またワイヤーにつられて突っ込んだという該当シーンは、CGではなく生身で実施したことが明かされた。「朝早くから丸1日血みどろで、夜遅くまで血みどろで、次の日も血みどろで…」と丸2日間の「血みどろ」の撮影だったといい、金髪だった髪の毛が血のりで少し赤く染まるほどになったという。
そんなエピソードを語る中、実は小笠原は「潔癖症」であることが判明。潔癖症ゆえに血のりでの撮影に心配の声もあがったが、小笠原は「原作でもそうだったので、すごく嫌な気持ちはなかった。役のためならなんでもやります!」と話した。そして、窪田正孝演じるカネキに顔を舐められるシーンでは、「あのシーンは窪田さんのアドリブで。僕は気絶しているから窪田さんに抱かれて受け身のスタンスで待っていたら、まさかそういうアプローチでくるんだって…。ビックリはしましたが、カネキの喰種としての一面がでてたので、すごくいいシーンになりました」といい、「窪田さんに顔を舐められるのは嫌じゃなかったですね」と「潔癖症」を撤回した。
最後に、「まだまだ上映は続きますので、周りのみなさんに薦めていただき、多くの方に観ていただければと思います。石田スイ先生の原作もぜひ読んでいただきたいです。この夏は、『東京喰種』の世界にドップリ浸かってください!」とメッセージを送った。