現在北アメリカ・ツアー中のマリリン・マンソンだが、ライヴ後にデニーズで食事をとっていたところ、店に居合わせた客と諍いになり、客に殴打されたことが話題になっている。

事件が起きたのは4月4日のアルバータ州レスブリッジのエンマックス・センターでのライヴの後で、日付も変わった午前2時半頃にマリリンは別なテーブルに居た一団と諍いになり、その一団に加わっていた女性1人に対してビッチ呼ばわりしたとゴシップ・サイトのTMZが伝えている。

この発言に腹を立てた女性の交際相手がマリリンを殴打したとのことだが、警察発表では問題のデニーズで喧嘩騒ぎがあったことは明らかにされたものの、個人名などは伏せられたままになっていた。その後、マリリンのマネージャーがTMZに事件について認めているが、マリリンからビッチ呼ばわりするなど、喧嘩をけしかけたようなことは一切なかったという。

マネージャーによるとマリリンがデニーズで食事を楽しんでいたところ、女子の2人組がマリリンに歩み寄り、写真を撮らせてほしいとお願いして、マリリンはこれを快諾。この時、女子らをビッチなどとは呼んでいないが、なぜか報道の証言ではそういうことになっているという。

その一方で、マリリンによると、暴行をはたらいた人物は突然現れて襲いかかってきたという。また、その後セキュリティのスタッフに取り押さえられた男がマリリンの次のライヴを爆破してやると絶叫したとも現場での出来事について語っている。

さらに男はマリリンのメイクの担当スタッフの女性に対しても顔面に肘鉄を食らわしていたということで、マリリンはスケジュールを調整して問題の女性スタッフとともにアルバータ州へ戻り、警察に対して正式に被害を届け出て捜査を要請するつもりだという。