ノエル・ギャラガー、今のリアムはめちゃくちゃなことになってるとリアムの近況を語る

ノエル・ギャラガー、今のリアムはめちゃくちゃなことになってるとリアムの近況を語る

2月25日に新作『チェイシング・イエスタデイ』をリリースするノエル・ギャラガーだが、弟リアムの生活がめちゃくちゃになっているとしながらも、いずれ本来の自分を取り戻すはずだと語っている。

ここのところリアムは隠し子騒動とそれに伴う養育費や親権係争、さらに前妻ニコル・アップルトンとの離婚調停、さらにビーディ・アイの解散などに見舞われているが、そんなリアムについてノエルは次のようにNMEに語っている。

「今現時点でのリアムはいろいろめちゃくちゃになってるけど、それはみんな誰だって経験するようなことだからね。俺もそういうことはあったから。でも、そういうことって実は素晴らしいことにもなるわけで、というのは、どん底まで落ちて自分をきれいにして、いつの間にか背負ってたクソみたいなものも全部整理して、またやり直せるからなんだよ。俺ってそういう時には『しようがないな、わかったよ』って受け入れてまたやり直すタイプなんだ。だから、これがリアムへの俺からのアドヴァイスになるね」

また、昨年10月に解散したビーディ・アイについてはなにが悪かったのかと訊かれてノエルは次のように答えている。

「連中はファッキンたいしたバンドなんだけど、たいしたソングライターじゃないんだよ。1曲、名曲が必要だったんだよ。ただのヒット・シングルじゃなくてね、ほんとにものすごくいい曲が必要だったんだ。でも、リアムはいつまでもやめてられるようなやつじゃないからね」

また、最後にリアムに会ったのは昨年マンチェスター・シティFCがプレミア・リーグ優勝を決めた5月11日だったと次のように振り返っている。

「俺はいろいろやってるからね、役員席から試合を観てて、あいつは外でバーガー売りでもやってたんだろうよ。(試合後に)役員からピッチでチームと会ってみたいかと訊かれて『ファッキン会いたいっすよ!』って答えて、ピッチに招待されてあの通路も通ったんだけど、その後でヴァンサン・コンパニに『よかったらそのキャプテン・バンドくれない?』ってお願いしたらくれたんだよ。それでその後バーでそのキャプテン・バンドを巻いて飲んでたんだけど、飲んで話してるうち誰かがにじり寄ってきてバンドを外そうしてきたから、『触ってんじゃねーよ!』って振り払おうとしたらそれがリアムだったんだよ。で、リアムは『このファッキンうすらとんかち、それを巻いてるべきなのはおめーじゃねえんだよ、ファッキン俺が貰うべきもんなんだよ』って言ってきて、それがその日会ったきっかけだったんだけど。それで『なんだよ、おまえ、元気なのかよ』って話になってね。いまだに会う度に思うんだけど、相変わらずちょっとあつかましいバカなんだよな。それと怒れる狂犬みたいなキャラをまだやりたがってるみたいで」

(c) NME.COM / IPC Media 2014
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