傑作『Sparkle』を経て、miwaの近況報告とばかりに届けられたキャリア初のEP。デジタル配信されていたタイアップ曲を含め、今回も引き続き他のソングライター/プロデューサーたちとの共作によって新たな作風の扉…
ロックが、とりわけその母国であるアメリカやイギリスを中心にかつての影響力を失っていった2010年代。メキメキと成長を遂げていたONE OK ROCKは、日本国内のシーンを飛び出して世界を舞台に闘い始めた。日本のロ…
ドラマティックな “Hourglass”から、トライバルなリフがバーストするダンスロック“One More Time”、爽やかな方向に振り切った“All We Need Is Summer Day”と、高揚感に溢れる前半。コロナ禍の世界をリリック…
UNISON SQUARE GARDENの斎藤宏介、様々なアーティストのレコーディングやライブサポートで活躍している須藤優によるXIIXが今作でコラボレーションをしているのは、SKY-HIとスカパラの谷中敦。過去に斎藤とのコラボ…
結成10周年を機に過去曲を現在の彼らの演奏と声でリテイクするプロジェクト「再青」(さいせい)を始動させたのが今年1月1日。4月にそのプロジェクトをコンパイルする第一弾アルバム『再』がリリースされ、今作は…
今年11月にメジャーデビュー5周年を控えるポルカドットスティングレイの4thアルバム。挑戦的なアレンジで音楽性の幅を拡げた前作『何者』から、約2年間でさらに進化を遂げたポルカがギュッと詰まっている。進化の…
うわあ、売れたわ、これは。トップだわ。間違いないわ。すみません、失礼しました。などと、まず謝りたくなった、最後まで聴き通して。何言ってんの、もうとっくに売れてんじゃんCreepy Nuts、どこのフェスに行っ…
ワーナーミュージック内に自身の新レーベル「Slowly Records」を立ち上げての第1弾リリースであり、7月の野音ワンマンで初披露されていた一曲。幻想的なイントロから一転、地に足を着けるように肉体的なAメロがは…
名は体を表すと言うが、MY FIRST STORYほど、その歩みから物語を強く感じさせるバンドは珍しいかもしれない。その物語とは、もちろん単なるシンデレラストーリーではない。それは、掲げた目標を次々と達成していく…
《あるがままの姿で/自分のままで生きさせて/決して楽ではないが/きっと人生は素晴らしい》……一切の虚飾を排したサビのフレーズが、ドラマチックかつダイレクトなメロディワーク、そして清水依与吏の切実な歌…
前作『おいしいパスタがあると聞いて』の1曲目“黄昏にバカ話をしたあの日を思い出す時を”は、ポップスターとして広く知られるようになったあいみょんの、今一度の所信表明のように聴こえてきた。そして、ラスト…
重く太いベース、神聖さというよりはむしろ孤独の深さを聴き手に突きつけるデジタルクワイア――冒頭の“戻れたなら”から、RQNYは聴き手に安易な希望も、安っぽい共感も手渡す気がないことがわかる。むしろ、彼は…
最新曲はアンドレ・ジッド『地の糧』へのオマージュ。『地の糧』といえば、この書に綴られた言葉をタイトルに引いたのが、寺山修司の『書を捨てよ、町へ出よう』であったという系譜がまず思い浮かぶ。そして“チノ…
My Hair is Bad史上初、アリーナで360°ステージに挑戦した「ダイナマイトホームランツアー」。そのファイナルの3月26日に行われた、国立代々木競技場第一体育館の模様を収めた映像作品。彼らが恋愛を歌うのは、触…
早くも1stアルバム完成。既発曲はもちろん、アルバムに収録された新曲たちの、そのクオリティの高さに圧倒される。ボーイズグループとしてオンリーワンでありナンバーワンであり続けるという矜持はともすれば重苦…
『the meaning of life』からきっかり1年というスパンで届けられる2作目のアルバム。前作では気鋭ソングライター陣とともにその歌唱表現の幅広さを知らしめ、さらにその後は第一線でキャリアを重ねるソングライタ…
《残された時間は過ぎてゆく/僕は嫌になっても演じ続けてやる》《借り物の姿じゃつまらない/孤独?恐怖?勝負? So Good もう逃げ道はいらない》。Taka(ONE OK ROCK)作曲、KENTA(WANIMA)作詞という最強の布…
平均年齢19歳のガールズバンド、Conton Candyの2作目のEP。高校時代の軽音部にて「ベスト」なメンバーで結成されたのが2018年。八島紬衣(Vo・G)と、鈴木楓華(B)、鈴木彩楓(Dr)という双子のリズム隊が織りな…
宮崎県出身在住の1999年生まれのシンガーソングライター/ラッパー、クボタカイ。2022年上半期のシングル売り上げトップのSnow Man“ブラザービート”の詞曲を手がけたことで知った人も多いかもしれない。 新曲“…
たとえば、優れた一本の映画や一席の落語に触れた時に、「ああ、人間ってこんなにも悲しくて愚かな生きものなんだ」と、その救われなさに深く感じ入り、しかし、そんな重く沈み込むような実感が、なんとも温かく優…
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