思わず踊りたくなるリフとビート、さらには「ワン、ツー!」の声! もう、イントロの時点で名が体を表している。コロナ禍にもかかわらず躍進を続けている名古屋の若き4ピースバンド、ねぐせ。が、満を持して「この…
《ずっと今のまま 今をただ笑えるように》という淀みのないサビにたどり着くまでの葛藤が、歌詞のあちこちにちりばめられている。《才能は誰しもあるものだから。と/半信半疑 僕は何になれるかな?》《人のことば…
好きなものや本気なものに対してあまのじゃくになってしまうのは、人間のさがなのだろうか。上野羽有音(Vo・G)の綴る言葉とメロディは、素直になれない自分と、そんな自分の素直な心を惜しげもなく捧げている。…
バニラズは、2010年代以降のロックシーンにおける最前線を堂々と闊歩し続けながら、決してシーンのトレンドに惑わされることなく、ただただ懸命にロックンロールの精神を鳴らし続けているバンドである。昨年のアル…
プロフィールによれば、にしなは1998年生まれである。なので、この2ndフルアルバムのタイトルに冠された『1999』という数字は彼女の出生年というわけではない。そうとなれば尚更、未だ終末感漂うこの数字に彼女が…
前作から約3年ぶりとなるニューアルバムがついに完成。思い起こせば、国内外の豪華アーティストが集った主催フェス「BLARE FEST.2020」の大成功&初の横浜アリーナ公演を発表した直後に本格的なコロナ禍に突入。走…
前作シングル『Walkin’ In My Lane』の充実がそのままこの新作シングル『Always You』にも引き継がれていると感じられる。miletの歌のスケール感とダイナミズムが色濃く表現された3曲入りのシングルである。表題…
インストゥルメンタルのベスト盤を挟み、歌入りの新作としては昨年末のアルバム『30』以来となるニューシングル。そういう経緯が関係しているのかはわからないが、本作収録の2曲はいずれも「歌」としてのインパク…
心が焦がれるほどの情熱と瑞々しいロマンチシズムが、火花のように迸る。「受け取りやすいものを作りたい」という思いのもと制作された6thミニアルバム『cubism』から約2ヶ月というインターバルでリリースされるデ…
2018年の初ライブの時点で既にあった“AB/CD”。先にライブで披露し、コロナ禍にリモートレコーディングして配信リリースした “オイ!”と“ドゥー・ザ・イエローモンキー”。映画『マイ・ダディ』の主題歌 “そ…
まず、13曲というボリューム。そもそもKroiはあらゆる音楽を噛み砕いてミクスチャーしながら落とし込んでいく、つまり1曲の中にとてつもない情報量が詰まっているバンドなのであり、そういう曲が13個ずらりと並ん…
2年ぶりのツアーであり、デビュー10周年のお祝いでもあった「BLUE PLANET ORCHESTRA」から、1月に国立代々木競技場第一体育館で開催された公演を収録。宇宙船で飛び立つと、序曲“BLUE PLANET”から、“幻の命”を…
自身を表す4文字を冠するにふさわしいフルアルバムが誕生した。初期曲であるタイトル曲をオープニングに、自分自身と向き合う覚悟を綴った“月と花束”、新たなフェーズへと突き進む決意をエネルギッシュに届ける…
インスト主体のポストロックでハードボイルドな世界観を描いてきた過去3作から一転、全曲で歌がフィーチャーされたチバユウスケのソロプロジェクト4作目。本作ではノイジーなギターとごくシンプルなリズムからなる…
鳴り響いている音は力強いのに、聴いていると胸の内で広がる「ほっとする」というこの感覚の正体はなんなのか? 時々考えていたHump Backに関する謎の理由が、今作を聴いて少しわかった気がする。彼女たちの音楽に…
まず特筆すべきは、約50秒にわたるイントロだ。乱反射するように飛び交う狂騒的な電子音と鮮烈なブレイクビーツ、その過剰で過激なサウンドのインパクトは尋常ではない。また全編を通して、緻密に構築されたトラッ…
アルバム『狂言』によって、表現レンジの幅広さと支持の大きさをまとめて証明してみせたAdo。あれから約半年を経て届けられるのは、アニメ映画『ONE PIECE FILM RED』でオリジナルキャラクター=ウタの歌唱パート…
《あたしの曲が入ってないランキング本日も更新中》《ラブソングを歌いすぎちゃった》と等身大そのものの本音を歌いながら、《愛されてることに今気づいて/素敵な日々ばっかりじゃなくてもいいよ/全部歌ってあげ…
MONGOL800とのスプリットEP『愛彌々』から、間を置かず届けられた新曲。ABEMAオリジナル恋愛番組『シャッフルアイランド Season2』のEDテーマに起用されている。WANIMAがトロピカルなミクスチャー感覚を奏でるのは…
今年4月にデジタルリリースされた『ENTERTAINMENT!』に続くアルバム。ライブに音源制作にとバイタリティ全開の活躍を見せる中でのリリースとなったが、紛れもない大傑作である。『COYOTE』(2007)を1作目として数…
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