このバンドが奏でるサウンドを聴くと踊りたくて堪らなくなるのは確かなのだが、心の中がざわつく感覚にもなるのがいつも面白い。たとえば今作の収録曲のひとつ“STARLET”は爽やかな曲として聴こえる面もあるもの…
規格的にはシングルだが、4曲並ぶと充実度の高い感情が浮かび上がる、「EP」とすら呼びたい一枚である。アジカンの青春と、森見登美彦作品主題歌三連作(“迷子犬と雨のビート”“荒野を歩け”)の主人公の青春と…
約4年ぶりのフルアルバムはDisc1に2022年に制作された7曲、Disc2に前作『ELEVEN PIECE』発売後にリリースされたタイアップ曲7曲を収録するという2枚組。これまでも自由に伸び伸びと今の自分たちにフィットする楽曲…
何これ、すごすぎ。と、馬鹿みたいな顔で聴き終えた瞬間に口走ってしまった。曲が始まった瞬間に聴こえてくるマーチングドラム、そのあとに聴こえてくるホーンの高らかな響きは、この新曲“SWAM”が、「ポカリスエ…
今年4月に2日間開催された、さいたまスーパーアリーナ単独公演の映像化。初回限定盤は2日間の模様のほか、副音声で「ACAね ライブ反省会 ソロ」を収録。通常盤は2日目のライブ本編を収録している。デビュー以来の…
1983年設立のレーベル「殺害塩化ビニール」の主宰者。猛毒、QP-CRAZYなどのバンドを率いるボーカリスト。2003年にプロレス団体666を興し、レスラーとして活動していた時期もある。以上、バカ社長ことザ・クレイジ…
ボカロP「ユリイ・カノン」によるプロジェクトの2ndミニアルバムで、昨年リリースされた1stミニアルバム『欠けた心象、世のよすが』と対になる物語を描く一作。シンガーソングライターの「リノ」を主人公に、彼女…
ストリートのリアルな憂いと、そこで抱き続ける理想主義的な矜持、さらにアートの先鋭性を最短距離で結んだような、唯一無二のポップマジック――。2020年にボカロP「蜂屋ななし」としての活動を終えた栗山夕璃(V…
新しい愛され方で世の中から歓迎されている、新時代のアーティスト。TikTokコミュニティに「仲間」として受け入れられているimase。この楽曲もサビをTikTokに投稿したところバイラルし(リリース前にして楽曲の総…
「ニコニコ動画」を通してネットラップに感化され、アヴリル・ラヴィーンを聴きながら自分を鼓舞して学校に通っていた内向的な少女が、今や世界的なハイパーポップの潮流へと合流していく――そんな4s4kiの歩みは…
1曲目の“ラナ”で威勢よく新しい世界に飛び出し、以降彼の人生や美学、思い描く物語、陰陽様々な感情の中を旅していたかと思えば、聴き終えた時には自分が自分自身の心に帰ってくるような感覚が残った。彼が自分…
yamaのデビュー曲にして大ヒット曲“春を告げる”の詞曲を手がけたことで知られるボカロP、くじら。このファーストアルバムでは、全曲を自身が歌唱している。 ポップス、R&B、ピアノバラード、ファンク、ロック……
恋心は不思議だ。相手を思っていたはずなのに、いつの間にか自分の気持ちばかりが膨れ上がってしまう。だがこの曲の主人公は、相手を思う中で切なさを覚えながらも「自分自身に陽だまりのようなぬくもりを与えてく…
打首獄門同好会が、8月20日に“死亡フラグを立てないで”、8月27日に“地味な生活”というシングルを連続リリースした。“死亡フラグを立てないで”は、タイトル通り《私がここで食い止めるから あんたら先に行き…
まだメジャーデビュー5周年なのか、と思わせるほど濃密な歩みを進めてきたビッケブランカが全国ツアーへ向けたEPをリリース。ドラマや映画へ提供した曲が顔を揃えてはいるが、一筋縄ではいかないのがらしいところ…
再生して間もなく、ピアノのドレミファソラシドの鍵盤をすべてバシャーンと叩いたような音が入っている。これを聴いて、私自身がピアノと向き合っていた時「うまく弾けない、どうにもならない!」とイラッとしてバ…
すでにファンの間では名曲との声も名高い“日常革命”。ざっくりいうと「切ない」バラードということになるのだが、この曲の歌詞をつぶさに読んでいくと、ねぐせ。が何をロックに託しているのかがはっきりとわかる…
このアルバムに収録されている10曲から伝わってくるものは、とにかく明快極まりない。「気持ちいい音を浴びるのは最高!」ということに尽きる。エネルギッシュに躍動するビート、シンセサイザーの華やかな音色、ジ…
スカパラのホーン隊4人が参加し、早くもライブにおけるハイライトになっている“優勝”(8/11のRIJF出演時はそのスカパラ4人が登場、超盛り上がった)は、シリアスで熱くて攻撃的な、過去曲でたとえるなら“The band…
5月にメジャーセカンドフルアルバム『Assort』をリリースしたNovelbrightから新曲が届けられた。『Assort』収録曲でバイラルヒットしている“愛とか恋とか”に対して竹中雄大は、「恋愛の曲に対するボキャブラリー…
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