あまりにも記名性の高い中尾憲太郎のルート弾き。手数の多さがもたらす騒々しさがそのまま快楽性の上昇にリンクする藤田勇のドラミング。ART-SCHOOLにこのふたりが合流し、日本のオルタナドリームバンドと化してか…
その圧倒的なパフォーマンスでロサンゼルス、ニューヨーク、インドネシア等、世界の音楽フェスを圧倒し、英国雑誌の表紙も飾るなど国外での活躍も目覚ましい新しい学校のリーダーズが『一時帰国』、というか凱旋だ…
新作『Shepherd』は、まるで旅するように人生を語り未来を思い描く、とても風通しのいい開放感に溢れたアルバムである。美しいインストのイントロダクションは未知なる世界へと誘う扉のようで、《置かれた場所で咲…
前作『Billow』は、ポップの先端を丸く柔らかくして包み込むような歌唱とサウンドメイクが印象的だったが、今作では《嗚呼 まともじゃいられないわ》と愛の矛盾を狂乱的につづった冒頭“ラブシック”を一聴しても…
最新アルバム『2100年』が最高に骨太なロックサウンドで痺れたのだが、思えば初期から“憂鬱なラブソング”“明日もこの世は回るから”などMega Shinnosukeの根底にはロック精神が息づいていたように思う。その精…
昨年11月の初のワンマンライブ後にリリースされた“ロックスター”と“鯨の子”では、抽象的な描写が多かったリリックにメッセージ性が色濃く宿され、それに伴うように、隙間の増やされたトラックに乗るメロディの…
昨年12月に、TVアニメ『チェンソーマン』第11話のEDテーマ“バイオレンス”を、今年2月にニューアルバム『十二次元』をリリース。その2回のリリースは、11月6日から始まって2月19日に終わったホールツアーの最中。…
昨年10周年イヤーが幕を開け、アニバーサリーツアー「Ten to Ten」、そして先日のハマスタでの10周年記念ライブ「Ten to Ten to 10」で集大成としてバンドの揺るぎない想いを表現したsumika。そして11年目を迎え最…
「人はどこまでいっても独り」ということから名づけられたPEOPLE 1だが、今作では「他者と繋がることへの希望成分」みたいなものが少し多めの2曲が完成していると思った。“GOLD”はTVアニメ『王様ランキング 勇気…
TVアニメ『僕の心のヤバイやつ』のオープニングテーマで、この青春初恋コメディに“斜陽”という楽曲を当ててきたことに驚きながらも、そこに、焦がれても手にすることのできない恋や生を描くというテーマの通底を…
TVアニメ『王様ランキング 勇気の宝箱』エンディングテーマ“あてもなく”を表題曲に掲げた、Aimer自身22作目となるCDシングル作品。耳が聞こえず話すことのできない王子・ボッジの心も歌と言葉で抱きしめるような…
『めざましテレビ』新テーマソングとして、Vaundyにより書き下ろされた新曲“いばら”。つまり『ウタの歌 ONE PIECE FILM RED』収録の“逆光”以来となるタッグだが、『オールナイトニッポン』パーソナリティを堂…
デビュー25周年を記念した8年ぶりのCDシングルで、表題曲は博多時代からつながりのある元NUMBER GIRL/bloodthirsty butchersの田渕ひさ子と元ロレッタセコハンの時津梨乃、そしてNYの現行ジャズ/ヒップホップシ…
昨年、再始動を発表したGalileo Galileiの、7年ぶりとなるフルアルバム。かつて、その身がヒリついていないか?と思うほどに音楽的な脱皮を繰り返していたバンドだから、年齢を重ねた再始動のタイミングでの変化は…
坂本真綾11枚目となるフルアルバムは、前作『今日だけの音楽』に続き、多彩なクリエイターを招いたコンセプトアルバム。「人々の記憶を管理する巨大な図書館で、廃棄された記憶を回収する少年」を主人公に、少年が…
LiSAの“紅蓮華”から始まり、Aimerの“残響散歌”など、作品世界とがっちりタッグを組むことで名曲を世に送り出してきた『鬼滅の刃』。毎回、アニメとともに主題歌にも高まる期待を背負い、「刀鍛冶の里編」ではM…
アルバム『But wait. Cats?』を引っ提げた全国ホールツアー・東名阪アリーナツアーの締め括りとなった、2022年12月8日のファイナル公演を収録した映像作品。ガイドライン改定を受け、オーディエンスの声出しが条件…
ライブとはアーティストの生き様が如実に表れる場所なのだとあらためて思い知る。2011年から2022年までのワンマンライブの模様、インタビューなどの特集企画、ソロデビュー10周年ツアー最終日の模様などを通して、…
昨秋から洋楽カバーのデジタルシングルを発表してきたシンガーソングライターのlukiが、カバーシリーズをミニアルバムとして纏め上げた。なおこの4月には本作と同タイトルのワンマンライブを開催しており、CDはラ…
この曲が初披露されたライブにいたのだが、ディストーションの渦に飲み込まれるようなアウトロに向けて1コーラスごとに表情を変える壮大なサウンドスケープに、クボタカイの新境地を見た。プロデュースは“ピアス…
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