《命枯れるまで抗え 無慈悲に笑う世界が変わらないとしても》(“銀の祈誓”)、《いつか置き忘れてきた未来が手招いても/心地いいだけの歌なんてまだ 歌えない》(“幻日”)……まふまふ/じん/堀江晶太/ナノウ/はるまきごはんなどといった辣腕クリエイター陣の楽曲とそらる自身の楽曲が幾重にも織り重なって、混沌の先に渾身の光を描き出していくようなロックアルバムとしての純度を実現している。そして、最終曲“ワンダー”の《世界中が恋するような夢を見せよう/永遠に覚めない 鳴り止まない/響かせ続けていこう この歌を》の一節が、シーンの先導者としての決意とともに、僕らの胸に熱く迫ってくる。(高橋智樹)
混沌の先に光を描く歌の筆致
そらる『ワンダー』
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ALBUM
《命枯れるまで抗え 無慈悲に笑う世界が変わらないとしても》(“銀の祈誓”)、《いつか置き忘れてきた未来が手招いても/心地いいだけの歌なんてまだ 歌えない》(“幻日”)……まふまふ/じん/堀江晶太/ナノウ/はるまきごはんなどといった辣腕クリエイター陣の楽曲とそらる自身の楽曲が幾重にも織り重なって、混沌の先に渾身の光を描き出していくようなロックアルバムとしての純度を実現している。そして、最終曲“ワンダー”の《世界中が恋するような夢を見せよう/永遠に覚めない 鳴り止まない/響かせ続けていこう この歌を》の一節が、シーンの先導者としての決意とともに、僕らの胸に熱く迫ってくる。(高橋智樹)