ほんの半年前まで無名だったシンガーが、目にも止まらぬスピードで時代の寵児になってしまう、ストリーミングとTikTokの時代はそんなサクセスストーリーを幾つも生み出してきたが、2025年上半期の同現象の最たる例が、ソンバーであるのは間違いないだろう。
ロッキング・オン最新号ではそんな彼にフォーカスしたコラムを掲載、ソンバー現象と呼ぶべきブレイクの真相を紐解いていきます。弱冠20歳のSSWが発見された経緯は? Spotifyを席巻中の“back to friends”、“undressed”はいかにしてZ世代のナイーヴな心を鷲掴みにしたのか? そしてThe 1975やボン・イヴェールをバックグラウンドに持つ彼が象徴する「ネオポップ化するインディロック」の潮流とは? その一つ一つを検証していくと、ソンバーが登場したのは時代の必然であったことがわかるはず。
今夏サマーソニックで初来日の舞台を踏むソンバーだが、サマソニは彼にとってなんと人生初!の夏フェスのステージでもある。彼と私たちのファーストコンタクトはあらゆる意味でメモラブルなものになるのは必至、その瞬間を迎える前にぜひチェックしてほしいコラムです。(粉川しの)
ソンバーの記事が掲載されるロッキング・オン8月号