ハープとピアノと歌のジョアンナ・ニューサムに4人のサポートメンバーが加わっての、品川教会でのライブ。
長かったようだし短かったようにも感じる。
重くシリアスだったようにも思うし、軽やかでブライトだったようにも感じる。
微細で緻密でなおかつ自由奔放な歌と演奏の中に気持ちがのめり込みすぎて、
逆にざっくりとした全体の印象がよくわからなくなってしまっているのだ。
それぐらい、素晴らしい体験だった。
予測不可能だけど正しい規則性に従いながら紡がれていくジョアンナ・ニューサムの音楽。
ツタが絡まり合うのを目で追うようにそれを聴くのは、
緊張感と解放感を同時に感じるような至福の体験だった。
ビーチ・ハウス、グライムス、ジ・インターネット、そしてジョアンナ・ニューサムと、
4日間続けて洋楽アーティストの来日公演に行ったが、ぜんぶ女性ヴォーカル。
もちろん偶然だけど。
それにしても4アーティストとも良かったな。
お客さんもぜんぶ一杯だったし。
嬉しいことだ。
ジョアンナ・ニューサムの来日公演を品川教会で観た
2016.01.28 21:42